「GLAY」の聖地巡礼|函館のライブ会場、衣装展示とホワイトロードの撮影地へ【推し活×聖地巡礼】
ロックバンドのGLAYが函館で出演を重ねたあうん堂、全国ツアーで戻った金森ホール、港を望む緑の島。バンドの故郷には、活動の始まりと凱旋公演の場所が残っています。
今の函館では、公式ショップでライブ衣装や楽器を見られ、市内8か所には記念マンホールも設置されています。「ホワイトロード」のMVを撮ったカフェテリア モーリエは、港を望みながら食事を楽しめる店です。
函館で訪ねる、ライブと撮影、展示の場所
1G4 Space|ライブの楽器と衣装を見られる公式ショップ
函館のG4 Spaceは、GLAYのオフィシャルショップです。楽器や衣装の展示があり、店独自のグッズも扱っています。2011年7月20日、故郷へ来た人が立ち寄れる場所として、地元のSODAPOPと協力して開設しました。所在地は函館市松風町6-18で、基本の営業時間は11時から20時まで。火曜と第3月曜が定休です。
店には、尾田栄一郎がGLAYの4人を描いたマンホールも展示されています。玄関左手のショーウィンドウ、または店内で見られる展示で、市内にある5種類の絵柄の一つです。デビュー30周年を記念した展示で、2029年11月までの設置を予定しています。
出典:G4 Space・公式案内 / 函館市観光・GLAYの場所 / 函館市・マンホール展示
2G4 Air Port Space|函館空港の衣装とゴールドディスク
函館空港国内線旅客ターミナルの2階売店エリアにも、GLAYの公式ショップがあります。G4 Air Port Spaceでは、ライブ衣装やゴールドディスクを無料で見学できます。2026年8月にも展示衣装が更新されました。
2023年に始まった店は、2025年5月25日から常設店として営業しています。営業時間は8時から19時まで、年中無休。函館市高松町511の空港ターミナル内で、展示とグッズを見られます。
出典:G4 Air Port Space・展示と営業 / ショップ・展示更新のお知らせ
3あうん堂ホール|アマチュア時代に出演を重ねた会場
松風町のあうん堂ホールは、GLAYがアマチュア時代に何度も出演した会場です。高校時代の活動拠点の一つで、当時の楽屋にはメンバーのサインが残っています。
旧楽屋は現在、倉庫として使われています。サインを見たい場合は、店で飲食を注文した後にスタッフへ声をかけて見学する形です。所在地は函館市松風町8-6。バー・カフェの営業時間は19時から24時までで、水曜と第3火曜が定休です。ライブなどのイベント日は、各公演の案内に従って入場します。
出典:函館市観光・あうん堂ホール / 函館市観光・GLAYの活動拠点
4緑の島|2013年と2018年の野外ライブ会場
港に浮かぶ緑の島は、2013年7月27日・28日と、2018年8月25日・26日にGLAYが凱旋野外ライブを開いた場所です。ステージが組まれた中央の芝生広場からは、函館山や赤レンガ倉庫、港の船を見渡せます。
所在地は函館市大町15。開放時間は4月から9月が9時から20時、10月から3月が9時から17時までで、1月1日から3日は休みです。島へ渡る橋から右手のヨットハーバーには時計があり、その近くにベースのJIROの絵柄のマンホールが設置されています。路面のマンホールは冬季に展示を休止します。
出典:函館市観光・凱旋ライブの会場 / 緑の島・公開時間と広場 / 函館市・JIROのマンホール
5函館駅前|4人がそろうマンホール
函館駅の中央口を出た広場には、赤い人型のモニュメントがあります。その近くに設置されているのが、GLAYの4人を描いた集合絵柄のマンホールです。場所は函館市若松町12番先の公開歩道。駅舎の外で見られる展示で、路面への設置は冬季に休止します。
6函館アリーナ|こけら落とし公演の会場と、玄関の記念展示
函館アリーナは、GLAYが2015年7月25日・26日にこけら落とし公演を行った会場です。2025年1月24日・25日にも、デビュー30周年ツアーの追加公演が開かれました。
正面玄関を入った右手の展示スペースに、4人の集合絵柄のマンホールがあります。『GLAY Walker 2018函館』のため、メンバー4人が写真撮影で訪れた場所の一つでもあります。
所在地は函館市湯川町1-32-2。開館は9時から22時まで、12月31日から1月3日は休館です。マンホールを見られるのは玄関内の展示スペースで、競技場や客席への入場は催しごとの案内に従います。
出典:GLAY・こけら落とし公演 / 30周年の函館公演 / 函館市・施設概要 / 館内のマンホール / 撮影した公式ムック
7地域交流まちづくりセンター|写真撮影で訪れた建物と記念マンホール
函館市地域交流まちづくりセンターは、2018年6月にGLAYの4人が写真撮影で訪れた施設です。撮り下ろしの写真は、『GLAY Walker 2018函館』に収められました。
玄関を入って左奥、階段脇には集合絵柄のマンホールが展示されています。所在地は函館市末広町4-19。開館時間は9時から21時までで、12月31日から1月3日は休館です。
出典:KADOKAWA・4人の撮影場所 / まちづくりセンター・利用案内 / 函館市・展示位置
8函館港末広緑地|港沿いにあるTERUのマンホール
ボーカルのTERUの絵柄は、函館港末広緑地の西波止場、新島襄像の近くに設置されています。所在地は函館市末広町24番先。港沿いの一般向けの緑地で、歩道から絵柄を見られます。路面の展示は冬季に休止します。
出典:函館市・TERUの絵柄 / 函館港末広緑地
9五稜郭タワー前|正面歩道のHISASHIのマンホール
ギターのHISASHIの絵柄は、五稜郭タワーの正面入口前にある歩道へ設置されています。場所は函館市五稜郭町43番先。屋外の歩道にあるため、マンホールの見学には展望台の入場券は必要ありません。冬季は路面展示を休止します。
10はこだてグリーンプラザ|イチイの木の近くにあるTAKUROのマンホール
ギターのTAKUROの絵柄は、はこだてグリーンプラザの電車通り側に設置されています。目印はイチイの木で、所在地は函館市松風町9番先です。市街地の公開された広場で見られ、冬季は路面展示を休止します。
11金森ホール|函館時代にコンテストへ出場した場所
赤レンガ倉庫群にある金森ホールは、函館で活動していたGLAYのメンバーが、コンテストに出場した会場です。メジャーデビューした1994年にも、初全国ツアーの10月17日公演をこのホールで行いました。現在は催しに利用する貸しスペースとして営業しており、通常の訪問では外観を見学できます。
レンガ倉庫が並ぶホール周辺からは、港の対岸に緑の島を望めます。
出典:函館市観光・金森ホールの関係と見学範囲 / GLAY・1994年の初全国ツアー
12カフェテリア モーリエ|「ホワイトロード」を撮影した店
船見町のカフェテリア モーリエは、「ホワイトロード」のプロモーションビデオを撮影した店です。港を望む窓があり、ピロシキやロシアンティーを味わえます。店にはファンが書き残すノートも置かれています。
所在地は函館市船見町23-1。営業時間は11時から18時、ラストオーダーは17時です。月曜・火曜と年末、1月から2月は休業し、不定休もあります。訪問日には営業案内を確認してください。
13穴澗海岸|TERUの思い出がある海辺
穴澗海岸は、TERUが育った頃の思い出を持つ海岸です。函館市入舟町にあり、海辺の開けた場所から夕景を眺められます。船見町のバス停からは徒歩約15分です。
海岸の最奥にある鉄柵から先は、崖崩れのおそれがあるため立入禁止です。見学は鉄柵の手前にある公開範囲で楽しめます。
GLAYをもっと知る|4人の役割と函館に関わる曲
函館の展示やライブ会場で見てきたGLAYを、4人の役割から紹介します。故郷を撮ったMV、緑の島や函館アリーナの公演へと、街に関わる音楽をたどります。
TERU、TAKURO、HISASHI、JIROの役割
GLAYは、1988年に函館で結成されたバンドです。高校生だったTAKUROとTERUを中心に始まり、1989年にHISASHI、1992年にJIROが加入しました。
TERU|ボーカル
TAKUROとともに、函館でバンドを始めた結成時のメンバーです。
TAKURO|ギター
結成時から参加するギタリストです。2018年の北海道の公演では、4人が育った原風景が曲作りの大切な部分であると語りました。
HISASHI|ギター
1989年に加入。TAKUROとともに、バンドのギターを担当しています。
JIRO|ベース
1992年にベーシストとして加入し、現在の4人体制がそろいました。
出典:GLAY・結成とメンバー / 北海道の原風景と公演
メンバー主導の事務所とレーベルへ
2005年にはメンバー主導の個人事務所を設け、2010年6月に自主レーベル「loversoul music & associates」と公式通販「G-DIRECT」を発足させました。レーベルは2016年にLSGへ改称。2017年には、音楽や映像を配信する公式アプリも始めています。
出典:GLAY・活動史
函館を撮ったMVと、緑の島で鳴った曲
「ホワイトロード」|冬の故郷と人生を重ねたバラード
「ホワイトロード」は、2004年12月8日に発売された32枚目のシングルです。故郷の白い冬に人生を重ねたバラードで、MVには函館の西ふ頭やカフェテリア モーリエが使われました。
演奏場面を撮影したのは、西ふ頭にあった旧北海製缶函館工場の屋上です。港を背景に演奏する姿と、カフェでの場面を、篠原哲雄監督が一つの映像に収めました。撮影した工場の建物は、現在は撤去されています。
出典:GLAY・ホワイトロードの発売 / 2004年の作品紹介 / 函館市観光・MV撮影の記録 / 函館市観光・撮影建物の撤去
「Eternally」|2013年の公演テーマと函館応援ソング
2013年の緑の島公演には、「Eternally」がテーマソングとして用意されました。函館応援ソングも兼ねた曲で、公演の直前、7月24日発売の3曲入りシングルに収録されています。
当時は函館山ロープウェイ、五稜郭タワー、函館駅、市役所内などでBGMとして流れました。ライブ会場だけでなく、交通や観光の施設でも、同じ曲で公演を迎えた取り組みです。
豪雨の2013年から、2018年の緑の島へ
2013年の緑の島公演は、2日目が豪雨に見舞われました。メンバーには、同じ場所で改めて公演を開きたいという思いが残ります。2018年8月25日・26日、GLAYは緑の島へ戻り、北海道命名150年の事業と連携したライブを開きました。
2018年の初日には「HOWEVER」や「誘惑」、2日目には「君が見つめた海」や「Winter,again」を演奏しています。海と函館山を望む島が、再び二日間の野外会場になりました。
2018年の緑の島公演は、翌2019年にDVDとBlu-rayで発売されました。公式の60秒TVスポットでは、その野外ステージの映像を見られます。
出典:メンバー・緑の島で再演する思い / 2018年公演と北海道150年 / 2018年の演奏曲 / 2019年発売・函館公演DVDとBlu-rayのTVスポット
函館アリーナのこけら落としは、全曲シングルで
2015年7月25日・26日の函館アリーナ公演は、全曲をシングル曲で構成するコンセプトでした。先に選曲案を作ったJIROが考えたのは、地元から来る一般の観客と、遠征する熱心なファンの両方です。
広く知られた曲に加え、普段のライブではあまり演奏しないシングル曲も組み合わせました。新しい会場の幕開けを、函館の人にも、何度もGLAYのライブを見てきた人にも届く選曲で迎えています。
北海道新幹線と「Supernova Express 2017」
「Supernova Express 2017」は、TAKUROが作詞・作曲した北海道新幹線開業イメージソングです。アリーナツアーでは、大型モニターに新幹線が開業するまでの歩みを映す演出にも使われました。
TAKUROは、北海道で育った4人の原風景が曲作りの大切な部分にあると語っています。函館を撮影した「ホワイトロード」、地元公演のテーマとなった「Eternally」に続き、北海道への新しい交通を迎える曲にも、故郷との関係が表れています。
出典:GLAY・新幹線の楽曲とツアー演出 / 作詞・作曲クレジット
2018年の公演前後には、市電や駅にも企画が広がった
緑の島でライブを開いた2018年8月は、会場の外にも関連企画が広がりました。公演前後の8月23日から27日にかけて、G4 CAFE、G4 SPACE、はこだてグリーンプラザのB・Cブロック、緑の島で企画を展開しています。
当時のG4 CAFEではスペシャルムービー、G4 SPACEでは衣装やサインポスター、グッズの展示を案内しました。函館市電には公演のデザインを使った車両と記念乗車券、JR北海道には臨時特急や函館駅の企画が用意されました。
デビューから、函館に常設展示が生まれるまで
- 1988年
函館でTAKUROとTERUを中心に結成結成 - 1989年
HISASHIが加入メンバー - 1992年
JIROが加入メンバー - 1994年
メジャーデビュー音楽 - 1994年
10月17日 初全国ツアーで金森ホール公演公演 - 1999年
7月31日 幕張でGLAY EXPO ’99を開催公演 - 2004年
12月8日 函館でMVを撮影したホワイトロード発売音楽 - 2011年
7月20日 G4 Space開設地域 - 2013年
7月24日 函館応援ソングEternally収録のシングル発売音楽 - 2013年
7月27・28日 緑の島で野外ライブ開催公演 - 2015年
7月25・26日 函館アリーナのこけら落とし公演公演 - 2018年
8月2日 GLAY Walker 2018函館刊行出版 - 2018年
8月25・26日 北海道命名150年と連携して緑の島公演公演 - 2020年
3月11日 4人選曲のREVIEW Ⅱ発売音楽 - 2024年
5月25日 メジャーデビュー30周年記念 - 2024年
11月23日 記念マンホールを屋内3か所に展示展示 - 2025年
1月24・25日 30周年ツアーで函館アリーナ追加公演公演 - 2025年
3月28日 市内5か所でマンホール路面展示開始地域 - 2025年
5月25日 函館空港店が常設化地域 - 2026年
8月3日 函館空港店の衣装展示を更新展示
4人がそれぞれ選曲した『REVIEW Ⅱ ~BEST OF GLAY~』
『REVIEW Ⅱ ~BEST OF GLAY~』は、2020年3月11日発売のベストアルバムです。4人が一枚ずつ選曲する構成で、CDのみの版は4枚組、品番はPCCN-00042です。
TERUが選んだDISC1には、「ホワイトロード」「グロリアス」「Winter,again」を収録。TAKUROのDISC2には、「HOWEVER」「BELOVED」「誘惑」が入っています。函館で撮影した曲や、緑の島で演奏された曲を、メンバー別の選曲で聴けるアルバムです。
出典:ポニーキャニオン・4CD版の書誌 / GLAY・各ディスクの収録曲
4人の函館での写真を収めた『GLAY Walker 2018函館』
『GLAY Walker 2018函館』は、2018年8月2日に刊行されたA4判104ページのムックです。同年6月に函館を訪れたメンバー4人の、撮り下ろし写真を収録しています。
撮影場所は、まちづくりセンター、函館アリーナ、函館護国神社、市電車庫などです。メンバーそれぞれのルーツをたどる記事と対談も収録しています。
出典:KADOKAWA・2018年版の撮影と収録内容 / GLAY・函館での撮り下ろし
研究所メモ|ビジネスの視点から:公演の記憶を、日常の展示へつなぐ
函館には、大きなライブの会場に加え、アマチュア時代のサイン、公式ショップの衣装、市内の記念マンホールがあります。公演日に人が集まる場所と、普段の旅行で立ち寄れる展示が、異なる日程の来訪を支えています。
マンホールの屋内展示は、冬季に路面の展示が休止する間も訪ねられる場所です。屋内の開館時間と路面への再設置日は、それぞれの施設や市の案内で決まります。図柄だけでなく設置位置と公開期間を一緒に案内することで、来訪者がその日に見られる場所を選びやすくなります。
出典
- GLAY公式・活動史
- 函館市観光・GLAYの場所
- 函館市・マンホール8設置先
- G4 Space公式
- G4 Air Port Space公式
- ホワイトロード
- 2018年函館公演
- REVIEW Ⅱ 4CD版
- GLAY Walker 2018函館
会期・営業時間・チケットは執筆時点の情報です。お出かけ前に各公式サイトで最新の情報を確認してください。
よくある質問
GLAYは、いつ函館で結成されましたか?
1988年、TAKUROとTERUを中心に結成されました。1989年にHISASHI、1992年にJIROが加入しています。
緑の島でライブが開かれたのは、いつですか?
2013年7月27日・28日と、2018年8月25日・26日です。現在は公開時間内に広場や港の景観を見られます。
金森ホールの中は見学できますか?
通常の見学は外観です。現在は貸会場として使われ、内部への入場は開催する催しの案内に従います。
あうん堂のサインを見るには、どうすればよいですか?
飲食を注文した後、スタッフへ声をかけて案内してもらいます。サインがある旧楽屋は現在、倉庫として使われています。
ホワイトロードを撮った工場の屋上は、今もありますか?
撮影した旧北海製缶函館工場の建物は撤去されています。MVには、港を背景に屋上で演奏する当時の姿が残っています。
GLAYのマンホールは、何か所にありますか?
屋内展示3か所と路面5か所の計8か所です。図柄は4人の集合版とメンバー別の計5種類で、2029年11月までの設置を予定しています。
冬も路面のマンホールを見られますか?
冬季は路面展示を休止します。屋内展示はG4 Space、函館アリーナ、地域交流まちづくりセンターにあり、それぞれの営業・開館時間に合わせて訪ねられます。
函館空港のショップは、飛行機に乗らなくても利用できますか?
G4 Air Port Spaceは、国内線旅客ターミナル2階の一般の売店エリアにあります。ライブ衣装とゴールドディスクの展示は無料で、1階中央階段やエスカレーターから上がれます。
穴澗海岸は、どこまで入れますか?
海岸の最奥にある鉄柵より手前が見学範囲です。柵の先は崖崩れのおそれがあるため立入禁止になっています。



