推し活聖地巡礼

「ゲゲゲの​鬼太郎」​の​聖地巡礼|境港、​調布、​実写ロケ地で​妖怪に​出会う​10か​所​【推し活×聖地巡礼】

境港(さかいみなと)の街を歩くと、鬼太郎(きたろう)だけでなく、名前を知らなかった妖怪にも出会います。水木(みずき)しげるロードのブロンズ像、記念館の妖怪洞窟、空港の大きなステンドグラス。漫画で見た姿が、それぞれ違う形で街に現れます。

水木しげるが長く暮らした調布(ちょうふ)には、遊具で妖怪に親しめる公園や、アニメの出演者が祈願した神社があります。さらに、実写映画の竹林と蒸気機関車の撮影地へ。作者の原体験が残る境港、制作拠点の調布、実写映画のロケ地を合わせた10か所の訪問先が各地に広がっています。

水木しげる記念館の入口へ歩く旅行者

鬼太郎(きたろう)と水木(みずき)作品に触れる10か所

鳥取県境港(さかいみなと)市の5地点、東京都調布(ちょうふ)市の3地点、そして栃木県と京都府の実写映画ロケ地は、通り全体の街歩きから展示施設の鑑賞、自然の竹林や鉄道博物館まで、場所ごとに異なる体験ができる構成です。寺院や神社は参拝の場であり、空港は公共交通施設として公開されています。

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ゲゲゲの鬼太郎の訪問先10か所境港・調布・宇都宮・京都の10地点
地域ゆかりの場所公開の記念施設公式施設実写ロケ地

① 水木しげるロード

水木しげるロードは、境港駅から本町方面へ177体の妖怪ブロンズ像が並び、昼の散策と夜の妖怪影絵の両方を楽しめる通りです。

水木しげるロードを詳しく

② 水木しげる記念館

水木しげる記念館は、2024年4月にリニューアルし、少年時代や戦争体験から妖怪洞窟、代表作までを6章構成でたどれる施設です。

水木しげる記念館を詳しく

③ ゲゲゲの妖怪楽園

ゲゲゲの妖怪楽園は、水木しげる記念館の隣接地で一反もめんの遊具や巨大ながしゃどくろ、射的や妖怪ラテなどを楽しめる広場です。

ゲゲゲの妖怪楽園を詳しく

④ 米子鬼太郎空港

米子鬼太郎空港は、出発フロアの巨大なステンドグラスや展望デッキのトリックアート・全長48メートルの壁面画で妖怪たちに出会える空の玄関口です。

米子鬼太郎空港を詳しく

⑤ 正福寺

境港の正福寺は、幼少期の水木しげるが「のんのんばあ」に連れられて地獄極楽絵図(六道絵)を眺め、見えない世界へ関心を向けた原風景の寺院です。

正福寺を詳しく

⑥ 鬼太郎ひろば

調布の鬼太郎ひろばは、水木しげるが50年以上暮らした街に整備され、鬼太郎の家型すべり台やぬりかべのクライミング遊具を備えた公園です。

鬼太郎ひろばを詳しく

⑦ 鬼太郎茶屋

調布・天神通りの鬼太郎茶屋は、1階の物販・テイクアウト店と近くにある2階の喫茶「はなれ」で妖怪モチーフの甘味やグッズを楽しめる店舗です。

鬼太郎茶屋を詳しく

⑧ 布多天神社

調布の布多天神社は、漫画で鬼太郎が棲む雑木林のモデルと伝えられ、テレビアニメ第6期の放送前に沢城みゆきら出演陣がヒット祈願を行った神社です。

布多天神社を詳しく

⑨ 若竹の杜 若山農場

宇都宮の若竹の杜 若山農場は、2008年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』で竹切り狸の御殿での「妖怪ナイター」が撮影された広大な竹林です。

若竹の杜 若山農場を詳しく

⑩ 京都鉄道博物館

京都鉄道博物館は、2007年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎』で鬼太郎と三浦実花が妖怪蒸気機関車に乗る場面が撮影された旧梅小路蒸気機関車館の扇形車庫を受け継ぐ博物館です。

京都鉄道博物館を詳しく

水木(みずき)しげるロード|昼は像の姿、夜は妖怪の影を楽しむ

水木しげるロードに並ぶ鬼太郎や目玉おやじのブロンズ像と、像をのぞき込む女性のイラスト

水木しげるロードは、境港(さかいみなと)駅から本町方面へ約800メートルにわたって続く、妖怪たちに出会える通りです。1993年7月に誕生し、2018年7月に大きく再整備されました。境港市観光協会の案内では、通り沿いに177体の妖怪ブロンズ像が並んでいます。

鬼太郎(きたろう)や目玉おやじ、ねずみ男といったおなじみの姿に加えて、初めて目にする妖怪の名前や造形も並ぶ通りです。一体の像だけを見て通り過ぎるより、それぞれの表情やポーズ、台座に刻まれた名前の違いを少しずつ見比べながら歩くと、水木作品の奥深さが伝わってきます。

日が暮れてからは、日没から22時まで投影される妖怪影絵とライトアップが楽しめます。昼間にブロンズ像として立体で眺めた妖怪たちを、夜は路面に浮かぶ光と影として味わえる仕掛けです。明るい時間の細かな造形と、夜風が吹く街路の幻想的な雰囲気は、まったく別の表情を見せてくれます。

24時間歩ける歩道と、通り沿いに並ぶ土産店・飲食店とでは営業時間が異なります。地元の人も日常的に行き交う生活道路で、歩道上にブロンズ像と店舗が並ぶ構成です。

所在地
鳥取県境港市大正町〜本町(JR境港駅〜水木しげる記念館周辺)
作品との関係
作者・水木しげるの出身地に整備され、177体の妖怪ブロンズ像と夜間の妖怪影絵が続く全長約800mの通り
通行・投影時間
歩道は24時間散策可、妖怪影絵・ライトアップは日没〜22:00(沿道店舗の営業時間は各店ごとに設定)
アクセス
JR境線境港駅(鬼太郎駅)下車すぐ
所在地昼は像の姿、夜は妖怪の影を楽しむ

出典:境港市観光協会

水木(みずき)しげる記念館|妖怪が生まれた人生をたどる

水木しげる記念館の外観

水木しげる記念館は、建て替えを経て2024年4月20日にリニューアルオープンしました。常設展示は「境港(さかいみなと)の少年時代」「戦争」「漫画家になるまで」「妖怪」「代表作」「言葉」という六つの章で構成されています。街でキャラクターの像を見た前後に、それを生み出した作者自身の人生へ触れられる博物館です。

とくに「戦争」の章では、過酷な従軍体験を貴重な資料とともに紹介し、館内の水木シアターでは『娘に語るお父さんの戦記』を基に制作された映像が上映されています。ユーモアあふれる妖怪漫画の作者が、どのような時代を生き抜き、戦地で何を経験したのかを知る大切な入口です。

続く「妖怪」の章には、薄暗い空間に43体の妖怪が潜む「妖怪洞窟」が設けられています。その先には細密な妖怪画の展示が広がり、さらに『ゲゲゲの鬼太郎(きたろう)』や『悪魔くん』『河童の三平』といった代表作の原画・資料へと進みます。洞窟で気配を体感してから、紙の上に描かれた筆致を見直せる展示構成です。

締めくくりとなる章では、水木しげるが数々の著書やインタビューで残した言葉が紹介されています。漫画家として世に出るまでの長い苦労や戦争の記憶をたどったあとに読むと、飾らない短い言葉の重みが胸に響きます。六つの章の流れに沿って、じっくり時間をかけて歩きたい記念館です。

鳥取県境港市本町5にあり、開館時間は9時30分から17時(最終入館16時30分)、一般の入館料は1,000円です。常設展示に加えて、時期ごとに入れ替わる企画展も開催されています。

所在地
鳥取県境港市本町5
作品との関係
2024年4月にリニューアル開館し、水木しげるの生涯と「妖怪洞窟」や『ゲゲゲの鬼太郎』原画を6章構成で展示する記念館
開館時間・入館料
9:30〜17:00(最終入館16:30)、年中無休、一般1,000円
アクセス
JR境線境港駅から徒歩約10分
所在地妖怪が生まれた人生をたどる

出典:水木しげる記念館(境港市) / 水木しげる記念館(境港市) / 境港市観光協会

ゲゲゲの妖怪楽園|妖怪の形で遊び、味わう

ゲゲゲの妖怪楽園の入口の建物

ゲゲゲの妖怪楽園は、水木(みずき)しげる記念館の裏手に位置する、鬼太郎(きたろう)の世界を見て遊べる独立した施設です。広場に入ると、一反もめんをかたどったふわふわ遊具や、迫力ある巨大ながしゃどくろのオブジェが出迎えてくれます。記念館でじっくり資料を読む時間から、妖怪の形に触れてくつろぐ時間へと気分を切り替えられます。

広場にある「鬼太郎の家」は、小さな子どもが中へ入って遊べる造形物です。アニメや漫画で見慣れたツリーハウスのような家を、子どもの目線とサイズ感で体験できる遊具として設計されています。

館内の縁日コーナーで楽しめる射的や、カフェで提供されるキャラクターラテアートの「妖怪ラテ」も人気の定番です。オブジェを眺めて写真を撮るだけでなく、昔ながらのゲームや限定メニューを通して妖怪たちに親しめます。誰と訪れるかによって、思い思いの過ごし方を選べる場所です。

所在地は鳥取県境港(さかいみなと)市栄町138。基本の営業時間は9時30分から17時で、入場自体は無料、飲食やゲーム、物販ごとに料金が設定されています。

所在地
鳥取県境港市栄町138
作品との関係
水木しげる記念館の隣接地で一反もめんの遊具や巨大ながしゃどくろ、縁日ゲーム、妖怪ラテを提供する広場施設
営業時間・料金
9:30〜17:00、入場無料(飲食・射的・物販は各有料、「鬼太郎の家」は幼児向け遊具)
所在地妖怪の形で遊び、味わう

出典:ゲゲゲの妖怪楽園・やのまん

米子鬼太郎(きたろう)空港|旅の入口で出会う大きな妖怪画

米子鬼太郎空港の屋上デッキ

空の玄関口である米子鬼太郎空港(米子空港)には、ターミナルビルの随所に鬼太郎たちの姿が配されています。2023年10月にリニューアルされた屋上展望デッキのトリックアートでは、鬼太郎や一反もめんたちと一緒に空を飛んでいるような立体的な記念撮影を楽しめます。

展望デッキのもう一つの大型作品が、「空の妖怪たち」をテーマにした全長48メートルのウォールアートです。滑走路を離着陸する飛行機を眺める開放的なデッキに巨大な妖怪画が広がり、旅の移動そのものが作品の世界と重なります。トリックアートとウォールアートは、同じ屋上エリアで続けて見られる作品です。

さらに2階の出発ロビーには、高さ2.8メートル、幅10.2メートルにおよぶパブリックアートのステンドグラス『妖怪たちの森』が輝いています。通りのブロンズ像や紙の上のペン画とは異なり、色鮮やかなガラスと光を通して妖怪を表現した大作です。水木(みずき)しげるロードを歩く前後に立ち寄ると、素材の違いが生み出す迫力に気づけます。

鳥取県境港(さかいみなと)市佐斐神町1634にあり、ターミナルビルの開館時間は6時から22時です(館内店舗の営業時間は各店で異なります)。すべて保安検査前の一般公開エリアに設置されており、飛行機に搭乗しない来訪者も見学できます。

所在地
鳥取県境港市佐斐神町1634
作品との関係
出発ロビーのステンドグラス『妖怪たちの森』や展望デッキの全長48mウォールアート・トリックアートを備えた愛称付きの空港
開館時間・見学範囲
ターミナルビル6:00〜22:00、すべて保安検査前の一般公開エリアで見学無料
アクセス
JR境線米子空港駅から徒歩約5分
所在地旅の入口で出会う大きな妖怪画

出典:境港市観光協会 / 米子空港ビル株式会社

正福寺|しげる少年が、のんのんばあと見た六道絵

正福寺の境内と本堂

境港(さかいみなと)の曹洞宗・正福寺は、幼い日の水木(みずき)しげる(武良茂少年)が「のんのんばあ」(景山ふさ)に手を引かれて通ったお寺です。本堂には、当時の少年が食い入るように見つめた江戸時代後期の地獄極楽絵図『六道絵』が今も大切に掲げられています。作品の直接の舞台というより、作者が目に見えない世界へ心を寄せた原風景を訪ねる場所です。

境港市観光協会の案内では、しげる少年がこの極彩色の絵図を飽きることなく眺め、死後の世界や妖怪の存在について強烈な印象を受けたと紹介されています。自伝的漫画やドラマで知られる『のんのんばあとオレ』にも登場し、物語に描かれた少年時代の記憶と実際の空間を重ね合わせられる寺院です。

境内には水木しげるの画業の功績と傘寿を記念した石碑が立ち、堂内にはのんのんばあの遺族から寄贈されたゆかりの和鏡も展示されています。キャラクターの造形を見る観光施設とは異なり、身近な年長者から聞いた語りや一枚の仏画が、豊かな創作の世界へ結晶していく過程に思いが向く場所です。

所在地は鳥取県境港市中野町5016。拝観時間は9時から17時で、法要や寺務の都合により堂内を拝観できない時間帯もあります。

所在地
鳥取県境港市中野町5016
作品との関係
幼少期の水木しげるが「のんのんばあ」に連れられて地獄極楽絵図(六道絵)を眺めた原風景の曹洞宗寺院
拝観時間
9:00〜17:00(法要・寺務により堂内拝観不可の時間帯あり)
アクセス
JR境線上道駅から徒歩約12分
所在地しげる少年が、のんのんばあと見た六道絵

出典:境港市観光協会

鬼太郎(きたろう)ひろば|調布(ちょうふ)で、妖怪の遊具に出会う

鬼太郎ひろばの木の家を模した遊具

東京都調布市の「鬼太郎ひろば」は、京王線の鉄道敷地跡を活用して2019年5月18日に開園した公園です。水木(みずき)しげるが50年以上にわたって暮らし、『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『テレビくん』などの名作を次々と生み出した「水木マンガの生まれた街・調布」を代表する公園施設です。

園内には、鬼太郎の家を再現したすべり台や、ぬりかべのクライミング遊具、一反もめんのベンチ、河童の三平たちが顔を出す水木ゾーンなどが配置されています。漫画のコマの中で壁や布、隠れ家として描かれていた妖怪たちが、子どもがよじ登ったり腰掛けたりできる立体遊具へと姿を変えています。

入口近くで出迎える鬼太郎像は東映アニメーションから、シンボルツリーのカイヅカイブキは水木プロダクションから寄贈されたものです。調布駅前の広場から公園へと続く道筋を歩きながら、アニメーション制作会社やプロダクションと地域との深い結び付きを感じ取れます。

住所は東京都調布市下石原1-58-5で、調布駅から徒歩約12分、鶴川街道沿いの立地です。各遊具には対象年齢や利用基準が表示されており、地域の親子連れが日常的に遊ぶ公園として開放されています。

所在地
東京都調布市下石原1-58-5
作品との関係
水木しげるが50年以上暮らした調布市の京王線旧敷地跡に整備され、鬼太郎の家型すべり台や妖怪遊具が並ぶ公園
利用条件・アクセス
入園無料、京王線調布駅から徒歩約12分(鶴川街道沿い)
所在地調布で、妖怪の遊具に出会う

出典:調布市 / 調布市観光協会

鬼太郎(きたろう)茶屋|現在の天神通りで、妖怪の甘味を楽しむ

「鬼太郎茶屋」の看板の下、鬼太郎とねずみ男の像の前でほほえむ女性のイラスト

長年親しまれている「鬼太郎茶屋」は、以前の深大寺エリアから調布(ちょうふ)駅北口の天神通り商店街へ移転して営業しています。現在は、妖怪グッズの物販・テイクアウトを行う1階店舗と、すぐ近くのビル2階にある喫茶「はなれ」の2か所を組み合わせて楽しむスタイルです。

『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する「人だま天ぷら」をモチーフにしたドーナツや、「一反もめんの茶屋サンデー」「妖怪クリームあんみつ」など、キャラクターの姿をユーモラスに表現した甘味メニューがそろっています。天神通りの妖怪モニュメントを眺める街歩きの途中に、見た目と味の両方で作品世界に浸れる立ち寄り先です。

物販・テイクアウトの本店は東京都調布市布田1-34-1の永祥ビル1階、落ち着いて甘味を味わえる喫茶「はなれ」は布田1-35-3のDAIMONビル2階にあります。お土産選びとカフェ利用で建物の入口が分かれています。

公式案内では、物販・テイクアウト店が10時から18時(テイクアウト最終受付17時)、喫茶「はなれ」が10時から17時30分(ラストオーダー17時)です。定休日は火曜日(祝日の場合は営業)となっています。

天神通り商店街には鬼太郎たちのモニュメントも点在しています。商店街のモニュメントとあわせて、1階の限定グッズ販売と2階の喫茶での妖怪スイーツが同じ通り沿いに集まるエリアです。

所在地
東京都調布市布田1-34-1 永祥ビル1F(喫茶「はなれ」は布田1-35-3 DAIMONビル2F)
作品との関係
調布・天神通り商店街で妖怪モチーフの甘味や公式グッズを扱う常設店舗
営業時間・定休日
物販・テイクアウト10:00〜18:00(最終受付17:00)、喫茶「はなれ」10:00〜17:30(L.O.17:00)、火曜定休
所在地現在の天神通りで、妖怪の甘味を楽しむ

出典:鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋

布多天神社|第6期の出演者が祈願した神社

布多天神社の境内と拝殿

天神通り商店街を抜けた先にある布多天神社では、2018年春からのテレビアニメ第6期放送を前に、鬼太郎(きたろう)役の沢城みゆき、目玉おやじ役の野沢雅子ら主要キャストとスタッフがヒット祈願を行いました。東映アニメーションの公式特集記事にも当時の様子が記録されており、アニメ制作陣が新しいシリーズの船出に際して実際に足を運んだ神社です。

調布(ちょうふ)市観光協会の案内には、原作漫画で「布多天社の奥の雑木林に鬼太郎が棲んでいる」と描かれているゆかりも記されています。作中の鬼太郎の家の正確な位置を探すというより、水木(みずき)しげるが暮らした調布の鎮守の森が、物語の舞台背景としてどのように描かれたかを感じる場所です。

テレビアニメ第6期で沢城みゆきが演じる鬼太郎と、野沢雅子が演じる目玉おやじの掛け合いを聴いてから参拝すると、歴代のバトンを受け継いだ二人が拝殿へ向かった日の空気を思い浮かべられます。ブロンズ像や遊具をめぐる散策に、アニメ放送史の節目を重ねられるスポットです。

所在地は東京都調布市調布ケ丘1-8-1で、調布駅北口から徒歩約5分です。本殿裏手の森は神域であり一般の散策エリアではないため立ち入りはできず、公開された参道と拝殿周辺が参拝範囲となります。

所在地
東京都調布市調布ケ丘1-8-1
作品との関係
原作漫画で鬼太郎が棲む雑木林のモデルとされ、テレビアニメ第6期放送前に出演声優陣がヒット祈願を行った神社
参拝範囲・アクセス
参道・拝殿周辺は参拝自由(本殿裏手の森は神域のため立入不可)、京王線調布駅北口から徒歩約5分
所在地第6期の出演者が祈願した神社

出典:東映アニメーション / 調布市観光協会

若竹の杜 若山農場|実写「千年呪い歌」の竹林

若竹の杜 若山農場の竹林を見上げる風景

栃木県宇都宮市の「若竹の杜 若山農場」は、2008年7月公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎(きたろう) 千年呪い歌』のロケ地です。栃木県フィルムコミッションの記録では、劇中で竹切り狸の御殿で繰り広げられる「妖怪ナイター」のユニークな場面が、この広大な竹林で撮影されたと紹介されています。

映画の撮影セットである御殿や妖怪たちの造形物が常設されているわけではありませんが、訪問者が体験できるのは、スクリーンいっぱいに映し出された本物の竹林のスケールです。空を覆うように伸びる竹の高さや奥行き、竹の葉の間から差し込む光を見上げながら、自然の風景が妖怪たちの集う異界へと変わった撮影現場の空気を味わえます。

同作では宇都宮市内の大谷資料館周辺の地下採石場跡などでもロケが行われましたが、通年で散策路が整備され、映画の竹林シーンを安全に追体験できる公開施設として、この若山農場が代表的な訪問先となります。

住所は栃木県宇都宮市宝木本町2018。営業時間は平日が9時から17時、土日祝日が9時から20時(6月〜8月の土日祝日は21時まで、最終入場は閉園30分前)です。日中の通常入場料は大人900円で、事前予約なしで散策できます。

土日祝日の夜に開催される竹林ライトアップを見学する場合は、通常の入場料に加えて大人600円の追加料金が必要です。平日は日中の竹林散策のみで、週末の夜のみライトアップが実施されます。

所在地
栃木県宇都宮市宝木本町2018
作品との関係
2008年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』で竹切り狸の御殿での「妖怪ナイター」が撮影された竹林農場
営業時間・入場料
平日9:00〜17:00・土日祝9:00〜20:00(6〜8月は21:00まで)、日中大人900円(土日祝の夜間ライトアップは+600円)
所在地実写「千年呪い歌」の竹林

出典:栃木県フィルムコミッション / 若竹の杜 若山農場 / 若竹の杜 若山農場

京都鉄道博物館|黄泉へ向かう蒸気機関車の撮影地を訪ねる

京都鉄道博物館の扇形車庫と転車台

2007年4月公開の実写映画第1作『ゲゲゲの鬼太郎(きたろう)』では、ウエンツ瑛士演じる鬼太郎と井上真央演じる三浦実花が「妖怪蒸気機関車」に乗り込み、黄泉の世界へと向かう印象的な場面が描かれました。京都市メディア支援センターのロケ地記録では、この場面の撮影場所として当時の「梅小路蒸気機関車館」が挙げられています。

旧梅小路蒸気機関車館は2015年に閉館し、その施設と貴重な車両群を引き継いで2016年4月に「京都鉄道博物館」が開館しました。現在も重要文化財の扇形車庫と転車台、そこにずらりと並ぶ蒸気機関車を間近に見学でき、当時のロケ地案内から現在の博物館へと歴史がつながっています。

扇形車庫の前に立つと、黒光りする蒸気機関車の重厚な車体や鉄骨の構造美が迫力ある姿を見せています。日常の路線から異界へと走り出す妖怪列車のリアリティが、本物の鉄道遺産でのロケーション撮影によって支えられていたと実感できる空間です。

所在地は京都府京都市下京区観喜寺町で、JR梅小路京都西駅から徒歩約2分です。開館時間は10時から17時(最終入館16時30分)、一般の入館料は1,500円。原則として水曜日と年末年始が休館日ですが、祝日や春休み・夏休み期間などは開館します。

また、本物の蒸気機関車が牽引する客車に乗れる「SLスチーム号」は、入館料とは別に大人300円で体験できます。白い蒸気と汽笛の音を間近に浴びながら、映画のワンシーンを思い返せる貴重な乗車体験です。

所在地
京都府京都市下京区観喜寺町
作品との関係
2007年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎』で妖怪蒸気機関車の場面が撮影された重要文化財の扇形車庫を保存・公開する博物館
開館時間・入館料
10:00〜17:00(最終入館16:30)、原則水曜・年末年始休館、一般1,500円(「SLスチーム号」乗車は別途大人300円)
アクセス
JR山陰本線梅小路京都西駅から徒歩約2分
所在地黄泉へ向かう蒸気機関車の撮影地を訪ねる

出典:京都市メディア支援センター(京都市観光協会) / 松竹 / 京都鉄道博物館 / 西日本旅客鉄道 / 京都鉄道博物館 / 京都鉄道博物館

鬼太郎(きたろう)をもっと知る|作者の人生と、時代ごとに変わる妖怪

境港(さかいみなと)で過ごした少年時代、調布(ちょうふ)での長い創作生活、半世紀を超えるテレビアニメ、そして実写映画。今回訪ねる10か所は、単一の作品設定だけで結ばれているわけではありません。水木(みずき)しげるの漫画が時代とメディアを超えて広がった道筋を知ると、旅先で出会う妖怪たちの姿がより立体的に見えてきます。

水木(みずき)しげると、見えない世界への関心

原作者の水木しげるは1922年3月8日に生まれ、豊かな海と山に囲まれた鳥取県境港(さかいみなと)市で少年時代を過ごしました。正福寺の『六道絵』との出会いや、お手伝いとして武良家に来ていた「のんのんばあ」から聞いた不思議な語り。身近な人の言葉と極彩色の仏画が重なり、目に見えない世界への尽きない好奇心が育まれました。

21歳で召集されて南方・ラバウルへ赴き、戦地で左腕を失う重傷を負いながらも24歳で復員しました。リニューアルした水木しげる記念館では、この戦争体験が独立した一つの章として構成されており、ユーモラスな妖怪漫画の背景にある作者自身の過酷な人生を伝えています。極限の戦場を生き延びたまなざしと、その後の創作活動を同じ館内でたどれる構成です。

戦後は紙芝居作家や貸本漫画家として苦労を重ね、神戸でアパート「水木荘」を経営した時期もありました。やがて東京都調布(ちょうふ)市へ居を移し、1961年に飯塚布枝と結婚、1966年には水木プロダクションを設立しています。調布の鬼太郎(きたろう)ひろばや天神通りは、50年以上にわたって日常の暮らしと執筆が続けられた歴史を思い返せる街です。

水木プロダクションの公式年譜には、多忙を極めた時期を支えたアシスタントたちや、池上遼一、つげ義春らが机を並べた記録も残されています。

テレビアニメは、同じ物語の繰り返しではない

テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎(きたろう)』の第1期は、1968年から1969年にかけて白黒作品として放送されました。鬼太郎が人間の味方として悪い妖怪に立ち向かう、勧善懲悪を軸にしたシリーズです。続く1971年から1972年の第2期ではカラー化が実現し、ねこ娘がレギュラーに加わるとともに、高度経済成長期の環境破壊や公害、サラリーマン社会の哀歓などへも題材が広がりました。

1985年からの第3期は、人間と妖怪の共存をテーマに掲げ、人間の少女・天童ユメコが登場して大きな人気を集めます。1996年からの第4期は原作の怪奇色や原点へ立ち返る作風を特徴とし、小説家の京極夏彦が脚本・出演で参加したエピソードも話題を呼びました。放送途中の第64話からセル画に代わってデジタル彩色へ移行したことも、アニメ制作史の節目に当たります。

2007年からの第5期では、鬼太郎たちが暮らす「妖怪横丁」や日本各地の「妖怪四十七士」という設定が導入されました。そして2018年からの第6期では、13歳の少女・犬山まなが妖怪ポストへ手紙を投函するところから物語が動き出し、SNSや現代社会の歪みと妖怪の関わりが鋭く描かれています。旅先で見かけたイラストやグッズがどの期のデザインかを確かめると、世代を超えた広がりを実感できます。

歴代シリーズを見比べるときは、キャラクターの絵柄だけでなく、「人間がどう描かれているか」にも時代ごとの特徴が表れる点も特徴的です。妖怪の恐ろしさ以上に、人間の欲望や孤独、異なる存在と共に生きることの難しさが問いかけられており、半世紀以上にわたって新作が作られ続けてきた理由が見えてきます。

鬼太郎(きたろう)の声と、目玉おやじの声

主人公・鬼太郎の声を担当した声優は、第1期と第2期が野沢雅子、第3期が戸田恵子、第4期が松岡洋子、第5期が高山みなみ、そして第6期が沢城みゆきです。同じちゃんちゃんこを着た鬼太郎でも、時代ごとに異なる個性を持つ声が吹き込まれてきました。

とりわけ印象的なのが、第1期・第2期で鬼太郎を演じた野沢雅子が、2018年の第6期で父である目玉おやじ役を務めたことです。アニメの始まりを知る世代にとっても新しいファンにとっても、親子の声を通して50年の歴史がつながるキャスティングでした。調布(ちょうふ)の布多天神社で行われたヒット祈願には、この沢城みゆきと野沢雅子がそろって参列しています。

第6期では、ねずみ男を古川登志夫、ねこ娘を庄司宇芽香、人間のヒロイン・犬山まなを藤井ゆきよが演じました。水木(みずき)しげるロードや鬼太郎ひろばで仲間たちの像に出会うと、それぞれの声や掛け合いの記憶も重なり、造形物としての面白さから物語の中で生きるキャラクターへと見方が深まります。

実写映画の鬼太郎(きたろう)と、二つの撮影地

2007年4月公開の実写映画第1作『ゲゲゲの鬼太郎』は、本木克英が監督を務め、羽原大介と本木が脚本を手がけました。鬼太郎をウエンツ瑛士、人間の高校生・三浦実花を井上真央、ねずみ男を大泉洋、猫娘を田中麗奈が演じた作品です。

物語は、団地近くの稲荷神社が開発で解体され、眠っていた妖怪たちが姿を現すところから始まります。時を同じくして封印されていた「妖怪石」が人間界へ持ち出され、ねずみ男が質屋へ流した石を実花の父が偶然手にしてしまいます。実花と弟の健太、そして妖怪の世界を守るため、鬼太郎が地下の妖狐・空狐との戦いに挑むストーリーです。

京都の旧梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)で撮影されたのは、この2007年作で鬼太郎と実花が妖怪蒸気機関車に乗る場面です。一方、宇都宮の若山農場の竹林で撮影されたのは、翌2008年7月公開の続編『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の場面。実写2作品のどのシーンに対応するロケ地なのかを整理しておくと、現地での見学がいっそう楽しくなります。

実写のロケ地を訪ねる面白さは、CGや特殊メイクと組み合わされた「本物の風景や建造物の力」を肌で感じられる点です。空を覆う竹林や重要文化財の扇形車庫を前にすると、実在の空間が映画のファンタジーをどれほど力強く支えていたかに気づかされます。

「鬼太郎(きたろう)誕生」で描く、父と水木(みずき)の出会い

2023年11月に公開された映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、水木しげる生誕100周年記念作品として制作されました。監督は古賀豪、脚本は吉野弘幸、キャラクターデザインは谷田部透湖が担当し、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)を関俊彦、もう一人の主人公・水木を木内秀信が演じています。

物語の舞台は、閉鎖的な因習が残る哭倉村(なぐらむら)です。鬼太郎の父は行方不明になった妻を探すため、血液銀行に勤める水木は日本の政財界を裏で操る龍賀一族の密命と自身の野心を抱いて村へと足を踏み入れます。一族の跡継ぎ争いと凄惨な連続怪死事件が渦巻く中、二人の男が運命的に出会い、共闘していく物語です。

なお、劇中に登場する会社員の「水木」は映画の物語上のキャラクターであり、原作者・水木しげる本人の伝記的事実をそのままなぞった人物ではありません。

また、舞台となる哭倉村も架空の村です。映画の濃厚な人間ドラマと怪奇の世界に引き込まれたあと、境港(さかいみなと)の正福寺で作者が少年時代に見た『六道絵』を訪ねたり、記念館でラバウルでの戦争体験の展示に触れたりすると、映画の背景にある水木作品の大きな水脈へと関心が広がっていきます。

妖怪に出会う、三つの入口
  1. 境港・調布(ちょうふ)

    作者の体験を知る

    正福寺の六道絵と水木しげる記念館で、少年時代の原風景や戦争体験、創作の歩みをたどる。

  2. 境港・調布

    街で作品を楽しむ

    水木しげるロードのブロンズ像、空港のステンドグラス、公園の遊具や茶屋の甘味に触れる。

  3. 京都・宇都宮

    実写の場面を見返す

    2007年作は旧梅小路の扇形車庫を受け継ぐ京都鉄道博物館、2008年作は若山農場の竹林を訪ねる。

出典:米子空港ビル株式会社 / 境港市観光協会 / 鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋 / 鬼太郎茶屋 / 松竹 / 東映アニメーション / 調布市観光協会 / 調布市 / 調布市観光協会 / 京都市メディア支援センター(京都市観光協会) / 西日本旅客鉄道 / 水木しげる記念館(境港市) / 境港市観光協会 / 水木しげる記念館(境港市) / ゲゲゲの妖怪楽園・やのまん / 境港市観光協会 / 東映アニメーション / 若竹の杜 若山農場 / 若竹の杜 若山農場 / 栃木県フィルムコミッション / 水木プロダクション / 水木プロダクション / 中央公論新社 / 映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」製作委員会 / 映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」製作委員会 / 映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」製作委員会 / 映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」製作委員会 / 京都鉄道博物館 / 京都鉄道博物館

作品と街が広がった節目

水木(みずき)しげるの誕生と調布(ちょうふ)での創作拠点の設立から、テレビアニメ第1期〜第6期の放送、実写映画の公開、そして境港(さかいみなと)や調布の街づくりと2024年の水木しげる記念館リニューアルまで、作品と巡礼地の歩みを年表にまとめました。

作品と街が広がった節目
  1. 1922年3月8日水木しげるが生まれます。少年時代を境港で過ごし、1943年に招集、1946年に復員しました。人物
  2. 1961年布枝と結婚し、調布で生活を開始。1966年に水木プロダクションを設立しました。暮らしと創作が続く街が、後の調布のゆかりの場所につながります。創作
  3. 1968年テレビアニメ第1期が放送開始。1971年の第2期ではカラー化し、社会の問題へも話題が広がりました。放送
  4. 1985年第3期が放送開始。人間と妖怪の共存を描きます。1993年7月には、境港に水木しげるロードが誕生しました。地域
  5. 1996年第4期が放送開始。制作の途中でデジタル彩色へ移行しました。漫画の妖怪をテレビへ描く方法にも変化が起きます。放送
  6. 2007年4月28日ウエンツ瑛士主演の実写映画が公開。同じ年にテレビアニメ第5期も始まりました。2008年7月12日には、若山農場で撮影した「千年呪い歌」が公開されます。映画
  7. 2018年第6期が放送開始。同年7月には水木しげるロードが再整備され、街の見せ方も変わりました。地域
  8. 2019年5月18日調布に鬼太郎(きたろう)ひろばが開園。子どもが遊ぶ日常の公園へ、妖怪の形が加わります。施設
  9. 2023年11月17日「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が公開。鬼太郎の父と水木の出会いを描き、作品の入口を広げました。映画
  10. 2024年4月20日水木しげる記念館がリニューアル。11月17日には「鬼太郎誕生」のBlu-ray・DVDが発売されました。展示

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旅の前後に読む、見る|原作と「鬼太郎(きたろう)誕生」

境港(さかいみなと)や調布(ちょうふ)の風景と深く結び付く作品が、水木(みずき)しげるの原作漫画を収録した中公文庫『決定版 ゲゲゲの鬼太郎』と、生誕100周年記念映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』です。

『決定版 ゲゲゲの鬼太郎(きたろう)1』でたどる原作の妖怪

原作漫画を読み返す入口には、中央公論新社の中公文庫『決定版 ゲゲゲの鬼太郎1 妖怪大戦争・大海獣』があります。2023年1月20日刊行、全408ページで、鮮やかなカラー口絵も収録された第1巻です(ISBN 9784122073142)。

街のブロンズ像やアニメの映像で親しんだ妖怪たちを原作の紙面で見ると、背景までびっしり描き込まれたペンの線や、独特のユーモアと不気味さが同居する間の取り方を自分のペースで味わえます。旅先で初めて知った妖怪の名前も、ページをめくりながらその活躍を確かめられます。

映画『鬼太郎(きたろう)誕生 ゲゲゲの謎』の通常版と豪華版

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の通常版Blu-ray(品番:BIXA-1249)は、2024年11月17日に発売されました。本編と映像特典の予告集を収録するスタンダードな形態です。鬼太郎の父と水木(みずき)の出会いを見届けてから境港(さかいみなと)や調布(ちょうふ)へ出かけると、水木しげる作品が持つ怪奇と人間ドラマの奥行きがいっそう深く感じられます。

同日発売の豪華版Blu-ray(品番:BIXA-1248)は2枚組仕様で、劇場公開時の通常本編に加えて「真生版」を収録しています。真生版は327カットにおよぶ映像のブラッシュアップと音響の再ダビングを行ったバージョンです。新規エピソードを足して尺を延ばしたものではありませんが、制作陣が追求した筆致と音の迫力を体験したい人向けの仕様です。

また豪華版には、スタッフやキャストによるオーディオコメンタリー、アクションシーンの原撮映像、イメージボード集のブックレットなども付属します。なお、真生版の年齢区分はR15+に指定されており、劇場公開版とは収録区分が異なります。

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ビジネスの視点から|妖怪を、街の違う体験へ変える

境港(さかいみなと)の街づくりの特徴は、通りのブロンズ像、記念館の資料展示、空港のステンドグラス、遊具やカフェメニューと、同じ作品世界の体験が多彩な形に展開されていることです。一つのキャラクターグッズを並べるだけでなく、「歩く」「学ぶ」「遊ぶ」「味わう」という旅行者の行動に合わせて妖怪との出会い方が設計されています。

一方、移転した店舗や名称が変わった撮影施設については、作品とのゆかりを伝えつつ、現在の正確な訪問情報を更新することが大切です。

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出典

会期・営業時間・チケットは執筆時点の情報です。お出かけ前に各公式サイトで最新の情報を確認してください。

よくある質問

水木しげるロードの妖怪影絵は何時から見られますか

境港市観光協会の案内では、日没から22時まで妖怪影絵とライトアップが実施されています。昼間にブロンズ像の細部を見たあと、夜の光と影の演出もあわせて楽しめます。

鬼太郎茶屋は現在どこで営業していますか

以前の深大寺から調布駅近くの天神通りへ移転して営業しています。物販・テイクアウト店(布田1-34-1 永祥ビル1階、10時〜18時)と喫茶「はなれ」(布田1-35-3 DAIMONビル2階、10時〜17時30分)の2か所に分かれています。

水木しげる記念館とゲゲゲの妖怪楽園は同じ施設ですか

隣接していますが別々の施設です。水木しげる記念館は6章構成で作者の生涯や妖怪資料を学ぶ有料の博物館で、ゲゲゲの妖怪楽園は遊具や射的、カフェなどを利用できる独立した広場です。

布多天神社の奥の森へ入ることはできますか

本殿裏手の森は神域であり一般の散策エリアではないため立ち入りはできず、公開されている参道と拝殿周辺が参拝範囲となります。

京都鉄道博物館で実写映画の撮影に関わったエリアはどこですか

2007年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎』の撮影は、前身の旧梅小路蒸気機関車館で行われました。現在も重要文化財の扇形車庫や転車台、保存されている蒸気機関車を見学でき、別料金で「SLスチーム号」への乗車も体験できます。

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の通常版Blu-rayに「真生版」は入りますか

通常版Blu-ray(BIXA-1249)には収録されません。327カットのブラッシュアップと再ダビングを行った「真生版」(R15+区分)もあわせて収録するのは、2枚組の豪華版Blu-ray(BIXA-1248)です。

若山農場の竹林ライトアップは毎日行われていますか

ライトアップは土日祝日の夜に実施され、通常の入場料(大人900円)に加えて大人600円の追加料金が必要です。平日は9時から17時までの日中散策のみとなります。