「あまちゃん」の聖地巡礼|久慈の小袖海岸と衣装展示、三陸鉄道の撮影駅へ【推し活×聖地巡礼】
『あまちゃん』の主人公・天野アキが海女を目指した小袖の海、友人の足立ユイと歌い、うに丼を売った三陸の鉄道。岩手県久慈市と沿岸の町村には、ドラマの場面を撮った駅や海岸が残っています。
物語の主人公は、高校生の天野アキです。母の天野春子と北三陸へ来て、祖母の天野夏が海へ潜る姿に憧れます。現在は撮影地に加え、実際の衣装を見られるYOMUNOSUや、海女の歴史を学ぶ施設も訪ねられます。
小袖の海、久慈の展示、三陸鉄道の撮影駅
1三陸鉄道久慈駅|「北三陸駅」の駅舎と、開通式を撮ったホーム
三陸鉄道の久慈駅は、ドラマの「北三陸駅」として撮影された駅です。オレンジ色の三角屋根がある駅舎と、列車が発着するホームが使われました。劇中の開通式でくす玉を割る場面には、市民がエキストラとして参加しています。
現在の駅舎には観光案内所と売店があり、「リアス亭」ではそばやおにぎり、数量限定のうに弁当を販売しています。窓口は7時30分から18時30分まで。ホームへは跨線橋を渡り、列車の発着時刻や入場の条件に沿って利用します。
駅前のいつくし広場にあるのは、市が設置したロケ地の案内看板です。ドラマで観光協会の設定に使った駅前ビルは、老朽化に伴って周囲にバリケードが置かれています。作品の案内は広場の看板で、衣装などの展示は近くのYOMUNOSUで見られます。
所在地は岩手県久慈市中央3-38-2。有料駐車場があり、三陸鉄道は2026年3月14日改正の時刻表を公開しています。
出典:久慈市・ドラマの撮影場所 / 三陸鉄道・久慈駅の案内 / 久慈市・駅前ビルとロケ地看板 / 三陸鉄道の時刻表
2小袖海岸・小袖漁港|海女の海と、白い灯台
小袖海岸は、ドラマで海女が素潜りをする場面の撮影地です。海へ潜る姿だけでなく、冒頭で、アキの祖母「夏ばっぱ」が登場する場面にも使われました。港の白い小袖港北防波堤灯台は、オープニングなどに登場しています。
海岸の夫婦岩は、祖母の夏がアキを舟から海へ落とす場面の場所です。港へ下りる海沿いの道では、母の春子が手紙を投函する場面や、父の黒川正宗とアキが別れる場面を撮影しました。
漁港には、アキの友人・ユイの兄、足立ヒロシがアルバイトをする監視小屋や、袖が浜漁協の設定に使った撮影小屋もあります。漁協の小屋は、海女caféや大女優・鈴鹿ひろ美のコンサート会場としても登場しました。訪問時は漁港の公開区画から海岸の風景を見られます。
小袖海女センターの前は車両通行止めとなるため、車では観光客用駐車場を利用します。
出典:久慈市・小袖の場面とロケ地 / 小袖海女センターと駐車場 / NHK・アキの父正宗 / NHK・ユイの兄ヒロシ
3小袖海女センター|北限の海女の歴史を学ぶ展示
小袖海女センターは、この海で続いてきた「北限の海女」の歴史を紹介する施設です。震災で失われた旧施設に代わって2015年に建てられ、2026年8月29日には内装の改修を終えて営業を再開しました。
1階には観光案内と産直のコーナーがあり、2階と3階で海女の歴史を展示しています。入館は無料。ドラマで描かれた素潜りの背景にある、地域の仕事と暮らしを知るための場所です。
海女の素潜り実演は季節の催しです。2026年は7月から9月に行われ、10月時点では終了しています。次の実演日程は、施設の案内で確認できます。
所在地は久慈市宇部町24-110-2。通常の開館は9時から17時までで、1月1日は休館します。冬季は閉館が早まるため、訪問日の開館案内を確認してください。施設前へ車で進入せず、観光客用駐車場から歩いて訪ねられます。
4YOMUNOSU|実際の衣装と、ドラマのジオラマ
久慈駅前の複合施設YOMUNOSUでは、1階の観光交流センターで『あまちゃん』の展示を見られます。撮影で実際に使った衣装、ドラマのジオラマ、漫画家・青木俊直による「あま絵」、登場人物が集まった絵などが展示品です。
1階には、主演したのんが描いた絵「よむのむし」も展示されています。読書する少女に立体のリボンを添えた、縦162センチ、横112センチの作品です。図書館を併設する施設の「本の虫」から題名を考え、少女を施設の門番に見立てました。2021年3月29日に公開されています。
館内の家具や案内設備にも、久慈の素材が使われています。ソファの意匠は海女の絣着物。案内カウンターには琥珀が入り、海女と琥珀という地域の特色を表しています。作品資料の展示は、自由に写真を撮れます。
所在地は久慈市中央3-58。観光交流センターの開館時間は9時から21時30分までで、1月1日は休館です。
5十段通り商店街|ブティック今野と、町の人々の場面
十段通り商店街は、今野夫妻が営む「ブティック今野」の設定に使われた通りです。渡辺えりが演じる海女・今野弥生が、ファンとやり取りする場面も、ここで撮影しました。
久慈の市街地では、劇中の「北三陸秋まつり」も撮影されています。実際の久慈秋まつりは9月に行われる祭りで、山車が街を進みます。普段の商店街と、祭りの日の通りが、それぞれ作品に登場しました。
6久慈川の河川敷|アキたちが自転車で通学する道
久慈市畑田26地割の久慈川河川敷は、アキたちが北三陸高校へ自転車で通学する場面に使われました。現在も、散歩やランニングをする人が利用する川沿いの場所です。
アキは、高校の先輩・種市浩一に憧れ、潜水土木科への編入を決めます。海女を目指す海での修業に加え、学校でも潜る仕事を学ぶことになりました。
出典:久慈市・河川敷の撮影場所 / NHK・第28回の物語
7野田玉川駅|アキとユイがうに丼を売った駅
野田村にある野田玉川駅は、アキと足立ユイがうに丼を売る場面の撮影地です。二人は「潮騒のメモリーズ」というユニットを組み、町のアイドルとして活動します。
ドラマでは、北三陸鉄道の開業25周年のお座敷列車で二人が歌い、うに丼やミサンガも売れます。鉄道の催しに歌と販売が加わり、駅前の喫茶店もにぎわいました。駅や列車が、二人の活動の場になっていく物語です。
現在の野田玉川駅は無人駅で、上りホームから太平洋を眺められます。トイレとスロープがあり、駐車場はありません。列車で訪ねる場合は、三陸鉄道の時刻表で発着を確認できます。
出典:久慈市・うに丼を売る場面 / NHK・お座敷列車の第53回 / 三陸鉄道・野田玉川駅
8堀内駅|ユイが夢を叫ぶ「袖が浜駅」
普代村の堀内駅は、ドラマの「袖が浜駅」として使われました。ユイがアイドルになる夢を叫ぶ場面を撮影した駅です。ドラマの海岸は久慈市の小袖で撮り、駅はこの堀内で撮ることで、袖が浜の風景をつくっています。
駅は高台にあり、1面のホームと小さな待合室を備えています。無人駅ですがトイレがあり、駐車場はありません。駅を訪れる際は、列車の発着に合わせてホームを利用します。
出典:久慈市・袖が浜駅の場面 / 三陸鉄道・堀内駅と周辺
9レストハウスうしお付近|大漁旗で見送った大沢橋梁を望む
大沢橋梁は、春子とアキを乗せた列車を、夏が大漁旗を振って見送る場面の撮影地です。撮影では、列車の走る橋の下から夏が旗を振りました。
大沢橋梁を走る列車を眺める場所は、堀内駅から徒歩約5分のレストハウスうしお付近です。店は国道45号沿いの高台にあり、所在地は普代村第19地割白井104-13です。20台分の駐車場も備えています。
出典:久慈市・大漁旗の場面 / 普代村観光・大沢橋梁の眺望地点 / 普代村・レストハウスうしお
10田野畑駅|種市が東京へ向かう「畑野駅」
田野畑駅は、劇中の「畑野駅」として使われました。アキが憧れる先輩・種市浩一が、東京へ向かう場面の撮影地です。種市を演じたのは福士蒼汰。
駅の愛称は「カンパネルラ」。現在は売店とトイレ、無料駐車場があり、窓口の営業時間は平日7時30分から16時、土日祝日は8時30分から15時までです。
出典:久慈市・種市の上京場面 / NHK・種市とアキの物語 / 三陸鉄道・田野畑駅
11上山琥珀工芸の坑道見学|アキとユイが思いを叫んだ採掘場
久慈市宇部町の琥珀採掘坑道では、アキとユイが思いを叫ぶ場面を撮影しました。上山琥珀工芸は、予約制で坑道の見学や採掘体験を受け付けています。
琥珀を掘る職人「勉さん」のモデルになったのは、同社を1979年に創業した上山菊太郎です。息子の昭彦が仕事を継ぎ、採掘から研磨、販売までを続けています。琥珀を含む層は厚さ約50センチ。山中の狭い坑道で、排水ポンプなどを使いながら掘り進む仕事です。
見学は事業者への予約が必要です。受付所在地は久慈市長内町17-32-2で、撮影した宇部町の坑道とは離れています。予約の際に集合場所と見学内容を確認してください。アクセサリー作りの体験もあり、予約期限は1週間前です。
出典:久慈市・琥珀坑道の撮影場所 / 久慈市観光ガイド・予約見学 / 岩手県観光・上山琥珀工芸 / 上山琥珀工芸・職人と採掘の仕事
作品をもっと知る|『あまちゃん』の家族とアイドルの物語
久慈の海や鉄道が登場するのは、海女を目指すアキと、東京に憧れるユイの物語です。二人のアイドル活動を振り返り、劇中の歌や主題曲の録音も紹介します。
母の故郷で出会う、祖母の仕事
2013年に放送されたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』は、高校2年生の天野アキが、母の春子に連れられて北三陸へ来るところから始まります。初めて会った祖母の夏は、現役の海女。海へ潜る祖母の姿に驚いたアキは、自分も海女になろうと修業を始めます。
海女になりたいと思っても、すぐにウニが獲れるわけではありません。第14回では、アキが夏との約束を破り、危険な時間帯に潜ってしまいます。
天野アキ|海女に憧れた高校生
母の故郷で海女の仕事に出会う主人公です。潜る姿を撮った映像がインターネットで広がり、地元のアイドルとしても注目されていきます。演じたのは能年玲奈で、現在は「のん」の名で活動しています。
天野春子|故郷へ戻ったアキの母
アキを連れて北三陸へ戻り、母の夏と再び暮らす人物です。自分がかつて東京へ出たときの思いと、娘の夢に向き合います。演じたのは小泉今日子です。
天野夏|海へ潜り続ける祖母
アキの祖母で、春子の母。「夏ばっぱ」と呼ばれる現役の海女です。アキが憧れる働く姿と、海の厳しさを教える役割を持ちます。宮本信子が演じています。
出典:久慈市・NHKの作品あらすじとキャスト / NHK・海女修業の第14回 / のん公式・主演作品の紹介
「潮騒のメモリーズ」が、列車と海女カフェで歌う
アキと足立ユイは、「潮騒のメモリーズ」というユニットで歌います。ユイを演じるのは橋本愛。東京でアイドルになる夢を抱くユイと、北三陸で変わっていくアキが、二人で地元の舞台に立つようになります。
第53回のお座敷列車は、北三陸鉄道の開業25周年を祝う催しです。二人が歌い、うに丼とミサンガが売れ、喫茶リアスもにぎわいます。
GMT47は、社長でプロデューサーの太巻が進める、地元アイドルのユニットです。スカウトの水口がアキとユイを勧誘しました。ユイがオーディションを受ける機会を失ったときには、アキが二人の活動再開を考えます。海女カフェで開く「海女~ソニック」も、二人が共演する舞台になりました。
出典:NHK・第53回 / NHK・ユニット再起の物語 / NHK・GMT47とスカウト
東京のGMT47|先輩グループの代役から始まる活動
東京でアキが加わるGMT47は、当初まだ5人のユニットです。先輩グループ「アメ横女学園」のシャドウ、つまり代役として活動を始めます。地元で二人組として注目されたアキも、東京では新たなメンバーの一人として出発しました。
故郷編では海や駅、町の催しが活動の場となり、東京編では芸能事務所とグループの中で仕事を覚えていきます。母・春子がかつて東京へ出た出来事と、アキ自身の上京が、二つの時代のアイドルへの夢として描かれています。
出典:NHK・東京での活動が始まる第73回 / 母娘の上京をめぐる第71回
春子の歌と、鈴鹿ひろ美のコンサート
アキがアイドルを目指すきっかけには、母・春子の歌もあります。春子自身もかつて東京へ出ましたが、その選択を夏に認めてもらえなかった記憶を抱えていました。
薬師丸ひろ子が演じる鈴鹿ひろ美は、大女優です。春子には、かつて鈴鹿の替え玉として歌を吹き込んだ秘密がありました。第154回の北三陸のコンサートでは、鈴鹿がその歌を披露する場面を迎えます。
劇中の海女カフェのコンサート会場には、小袖の撮影小屋が使われました。
出典:NHK・春子の歌をめぐる第71回 / NHK・鈴鹿のコンサートの第154回 / 久慈市・小袖の撮影小屋
震災後の鉄道と、二人が再び歌う町
物語は、2011年3月11日の東日本大震災も扱います。第133回では、GMTの初ライブの前日に震災が起こり、北三陸鉄道も津波の被害を受けます。ライブは延期され、北三陸では鉄道を残せるかどうかが問題になりました。
ユイは車両に閉じ込められた経験を抱え、東京へ行く夢もかなわないまま地元に残っています。袖が浜のウニにも被害があり、海での仕事と町の交通の立て直しが、北三陸の人々にとって課題となりました。
その後、アキとユイはユニットを再開し、海女カフェも町の人々が手作りで再建します。北三陸で活動する二人の選択と、地域が仕事や生活の場をつくり直す過程が、物語の終盤で描かれました。
出典:NHK・第133回 / 第139回 / 第143回 / 第147回 / 第151回
久慈の取材から、演奏家たちとつくった音楽へ
脚本は宮藤官九郎、音楽は大友良英が担当しました。全156回を通じて、北三陸で暮らすアキと、東京へ出てアイドルを目指すアキを描いています。
大友良英の主題曲ができるまで
大友良英は、2012年8月末に久慈や北三陸を取材し、主題曲のスケッチをつくりました。録音では、人数の異なる編成で演奏を重ねています。
- 2012年9月11日
10人のデモ
二種類の演奏を録音。
- 2012年11月
6人で再録音
編成を変えて、再び演奏。
- 2013年1月16・17日
約40人の完成版
放送で使う主題曲を収録。
放送では、月曜にスタッフ名まで表示する長い版を使い、それ以外の曜日には通常版が流れました。
旋律とコードから、現場で組み立てた演奏
音楽制作では、旋律とコードを中心にしたスケッチをもとに、演奏家がアンサンブルをつくっていきました。ブラスやリズムを担当する奏者が、現場で編曲に関わる方法です。
演奏には、宮藤官九郎もエレクトリックギターで参加しています。
大友良英の音楽を収めた、35曲のサウンドトラック
『あまちゃん オリジナル・サウンドトラック』は、2013年6月19日に発売されました。全35曲を収録し、大友良英による全曲解説が付いています。品番はVICL-64041です。
主題曲は、通常の長さと長い版の二種類が収録されています。歌を集めた別作品『あまちゃん 歌のアルバム』は、同年8月28日に発売されました。
出典:Victor・オリジナルサウンドトラック / 歌のアルバム
北三陸編と東京編を追った、九か月の撮影
ドラマの撮影は2012年10月に始まりました。NHK出版のヒロイン本は、天野アキを演じた能年玲奈の九か月を取材し、北三陸編と東京編の写真、インタビューを収めています。
2013年3月25日には、放送に先立ってNHKドラマガイドPart1も刊行されました。出演者や宮藤官九郎へのインタビューに加え、久慈のロケ地を紹介する112ページの本です。
出典:NHK出版・ヒロインの九か月を追った本 / ドラマガイドPart1
2013年の放送から、久慈で続く作品との関わりへ
- 2012年
8月 大友良英が久慈・北三陸を取材制作末 - 2012年
10月 ドラマの撮影開始制作 - 2013年
1月16・17日 約40人の演奏で主題曲を録音音楽 - 2013年
3月25日 NHKドラマガイドPart1刊行出版 - 2013年
4月1日 連続テレビ小説あまちゃん放送開始放送 - 2013年
6月19日 35曲入りサウンドトラック発売音楽 - 2013年
8月28日 劇中歌を集めた歌のアルバム発売音楽 - 2013年
9月28日 全156回の最終回を放送放送 - 2013年
じぇじぇじぇが流行語大賞を受賞反響 - 2014年
4月6日 三陸鉄道が震災後の全線運行を再開地域 - 2015年
4月 小袖海女センターが再建開業地域 - 2021年
3月29日 のん作よむのむしをYOMUNOSUで披露展示 - 2023年
4月3日 BSプレミアム・BS4Kで再放送開始放送 - 2023年
9月23日 久慈で10周年コンサート開催公演 - 2026年
8月29日 小袖海女センターが内装改修後再開地域
物語の北鉄と、実際の三陸鉄道の再開
ドラマの最終回は、2013年9月28日に放送されました。物語の中では2012年7月1日を迎え、北三陸鉄道の一部再開と海開きが行われます。アキとユイは、再びお座敷列車で歌いました。
現実の三陸鉄道が、震災後に全線の運行を再開したのは2014年4月6日です。放送終了の翌年、海岸沿いの駅を列車で結ぶ路線が復旧しました。
小袖では、震災で流失した施設に代わり、2015年4月に小袖海女センターが再建開業しています。
出典:NHK・最終回 / 三陸鉄道の歩み / 久慈市・海女センターの再建
2023年、久慈に戻った「暦の上ではディセンバー」
放送から10年を迎えた2023年9月23日、久慈市文化会館アンバーホールで記念コンサートが開かれました。のん、大友良英のバンド、宮本信子らが出演し、作品の音楽を久慈で演奏しています。
「暦の上ではディセンバー」は、宮藤官九郎が詞を書き、Sachiko M、江藤直子、高井康生、大友良英が作曲した曲です。10周年の演奏映像は、のんの公式チャンネルで公開されました。
出典:久慈市広報・10周年コンサート / のん公式・久慈での演奏映像
研究所メモ|ビジネスの視点から:撮影地と、資料を見られる拠点を結ぶ
久慈には、ドラマに映った駅や海岸に加え、衣装やジオラマを見られるYOMUNOSUがあります。実際に使われる交通や漁港の景観と、作品を知るために整えた展示施設が、異なる役割で来訪者を迎えています。
駅前ビルの老朽化に対して、市はいつくし広場のロケ地看板と、YOMUNOSUの展示を案内しました。撮影当時の建物が同じ条件で使えなくなったとき、資料や案内を公開できる場所へ引き継ぐことが、長く作品を訪ねられる町づくりにつながります。
出典:久慈市・駅前ビルと作品案内の対応 / YOMUNOSUの展示
出典
- 久慈市・ドラマの撮影場所
- 久慈市・作品のあらすじと出演者
- YOMUNOSUの展示
- 小袖海女センター
- 三陸鉄道の駅と運行
- 2021年よむのむしの披露
- 2023年再放送
- 大友良英の制作解説
- サウンドトラックの書誌
- のん・久慈10周年演奏
会期・営業時間・チケットは執筆時点の情報です。お出かけ前に各公式サイトで最新の情報を確認してください。
よくある質問
ドラマの北三陸市はどこにありますか?
北三陸市はドラマの架空の町です。故郷編は、岩手県久慈市を中心に、洋野町、野田村、普代村、田野畑村で撮影されました。
北三陸駅と袖が浜駅の撮影地はどこですか?
北三陸駅は三陸鉄道の久慈駅、袖が浜駅は普代村の堀内駅です。袖が浜の海岸の風景は、久慈市の小袖海岸で撮影しました。
撮影で使った衣装を見られますか?
久慈駅前のYOMUNOSUの1階観光交流センターに、実使用の衣装やドラマのジオラマ、あま絵などがあります。展示は自由に写真を撮れます。
小袖海女センターの入館料はいくらですか?
入館は無料です。1階に観光案内と産直、2階と3階に北限の海女の歴史展示があります。2026年8月29日に内装改修後の営業を再開しました。
海女の素潜り実演はいつでも見られますか?
実演は季節の催しです。2026年は7月から9月に行われ、10月時点では終了しています。次の実施日程は施設の案内で確認できます。
大漁旗で列車を見送った橋はどこですか?
大沢橋梁です。列車が走る橋を眺める場所は、堀内駅から徒歩約5分のレストハウスうしお付近です。
久慈駅でうに弁当を買えますか?
駅舎のリアス亭で、数量限定のうに弁当を扱っています。販売数に限りがあるため、当日の提供は店の案内に沿って確認できます。
駅前の観光協会のビルへ入れますか?
撮影に使った旧駅前ビルの周囲には、老朽化に伴うバリケードが設けられています。作品の案内は久慈駅前のいつくし広場の看板で、資料展示はYOMUNOSUで見られます。
琥珀を採る坑道は見学できますか?
上山琥珀工芸が予約制で坑道見学を受け付けています。受付は久慈市長内町、撮影した坑道は宇部町にあるため、予約時に集合場所を確認して訪ねます。



