推し活×聖地巡礼

「ONE PIECE」​の​聖地巡礼|熊本の​麦わらの​一味像と、​復興を​支える​街を​訪ねる​【推し活×聖地巡礼】

熊本県庁のプロムナードに立つルフィをはじめ、阿蘇(あそ)駅前で列車の乗客を迎えるウソップや南阿蘇鉄道の高森(たかもり)駅前に立つフランキー、動植物園入口のチョッパー、有明海を望む海辺のジンベエまで、熊本県内9市町村には「ONE PIECE」の麦わらの一味10体の銅像が設置されています。

これらの像は、熊本県出身の原作者・尾田栄一郎(おだえいいちろう)と集英社、熊本県が連携する「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」から生まれました。船大工のフランキーは鉄道が寸断された高森町へ、考古学者のロビンは震災の記憶を伝える南阿蘇村(みなみあそむら)へ置かれるなど、仲間それぞれの得意分野と被災地の歩みが結びついています。10体の設置場所と周辺の景色、関連施設を順にたどります。

阿蘇駅前を訪ねる三人の男女のイラスト

熊本で麦わらの一味10体に出会う

県内9市町村に立つ10体の像は、県庁や動植物園、駅前広場、公園、震災ミュージアムなど多様な場所に設けられました。熊本復興プロジェクトの「ヒノ国復興編」では、各地への訪問や県産品・工芸品の購入を通じて被災地の歩みを後押ししており、2024年には10体の像と周辺グルメ・観光地をまとめた公式ガイドブックも公開されています。敷地の開放時間や施設の休館日は場所ごとに異なるため、出発前に各施設の最新案内を確認してください。

出典:熊本県・復興プロジェクト / 作品公式・熊本周遊ガイド公開

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ONE PIECEの訪問先10か所熊本県熊本市・熊本県阿蘇(あそ)市・熊本県高森(たかもり)町・熊本県宇土(うと)市・熊本県益城町(ましきまち)・熊本県御船町(みふねまち)・熊本県大津町・熊本県西原村(にしはらむら)・熊本県南阿蘇村(みなみあそむら)
地域ゆかりの場所

① ルフィ像

県出身の作者・尾田栄一郎(おだえいいちろう)への県民栄誉賞を記念し、2018年11月30日に設置されました。

ルフィ像を詳しく

② チョッパー像

熊本市動植物園の正面入口前に立つ船医。園内では動物や植物も見学できます。

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③ ウソップ像

2019年12月8日に除幕。列車を利用する人を迎える駅前の像です。

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④ フランキー像

南阿蘇鉄道の高森駅前に立つ船大工。鉄道が寸断された地域の復興と結び付きます。

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⑤ ジンベエ像

麦わらの一味10体目の像。長部田海床路や有明海を望む住吉海岸公園(すみよしかいがんこうえん)に立っています。

ジンベエ像を詳しく

⑥ サンジ像

給食センターが被災した益城町に立つ料理人。2019年12月7日に除幕されました。

サンジ像を詳しく

⑦ ブルック像

音楽家の像は恐竜公園とも呼ばれる広場へ。住宅や音楽大学が被災した町の復興を応援します。

ブルック像を詳しく

⑧ ゾロ像

剣道が盛んな大津町の剣士。像の前では少年剣道クラブの合同寒稽古も行われました。

ゾロ像を詳しく

⑨ ナミ像

俵山のふもとに立つ航海士。被災した集落とコミュニティの再建を応援する像です。

ナミ像を詳しく

⑩ ロビン像

考古学者の像と震災遺構を見学。KIOKUの開館日に合わせて訪ねます。

ロビン像を詳しく

1県庁のルフィ像|尾田栄一郎(おだえいいちろう)の県民栄誉賞を記念した像

熊本県庁プロムナードのルフィ像を見上げる二人の女性のイラスト

船長・ルフィの像は、熊本市中央区水前寺6丁目18-1の熊本県庁プロムナードに立っています。熊本県出身の尾田栄一郎への県民栄誉賞贈呈を記念し、2018年11月30日に設置されました。復興プロジェクトの物語では、ルフィが仲間たちへ各自の特技で被災地を助けるよう呼びかけ、県庁プロムナードでの再会を約束して県内各地へ送り出す設定になっています。県庁で行事や工事が行われる日は、敷地内の誘導に従って見学してください。

出典:熊本県・ルフィ像と県民栄誉賞 / 復興プロジェクト・各像の設置場所と物語

所在地県庁前の緑の並木にある像

2動植物園のチョッパー像|生き物と出会う場所の入口

熊本市動植物園の入口前で、チョッパー像をスマートフォンで撮る女性のイラスト

船医・チョッパーの像は、熊本市東区健軍5-14-2の熊本市動植物園正面玄関前に2020年11月7日に設置されました。熊本地震では園内の獣舎が被災し、動物たちが県外の動物園へ避難した経緯があります。プロジェクトの物語では、船医のチョッパーが動物たちのケアを担い、来園する子どもたちの笑顔を取り戻す役割を担っています。正面入口前の広場にあるため像自体は無料で見学できますが、園内の動物や植物も見て回る場合は動植物園の開園日と入園料を確認してください。

出典:熊本市観光ガイド・チョッパー像 / 復興プロジェクト・各像の設置場所と物語

所在地動植物園の正面入口前広場の代表地点

3阿蘇(あそ)駅前のウソップ像|列車で来る人を迎える仲間

阿蘇駅前に立つウソップ像と、駅から歩く二人の女性のイラスト

狙撃手・ウソップの像は、阿蘇市黒川1444-2のJR阿蘇駅前ロータリーで2019年12月8日に除幕されました。熊本地震では阿蘇の外輪山や五岳の山肌が約300か所で崩落し、草原を維持する野焼きが難しくなった場所や米塚の亀裂も生じたため、植物の種「ポップグリーン」を操るウソップが住民の誇りである草原の再生を助ける物語が描かれています。

2019年の除幕式には約1,200人が集まり、阿蘇小学校の4年生と阿蘇中央高校が「ウィーアー!」の合唱や「ウィーゴー!」の演奏を披露したほか、パチンコで巨大バルーンへ球を放ち、草原を思わせる緑の風船が舞い上がる演出も行われました。またJR豊肥本線が全線運転を再開した2020年8月8日には、熊本駅と阿蘇駅にフォトスポットパネルや撮影用の小道具、復興プロジェクトの紹介パネルを置く連携企画も実施されています。

出典:阿蘇市・ウソップ像 / 復興プロジェクト・2020年豊肥本線再開時の企画

所在地阿蘇駅前の公共空間

4高森(たかもり)駅前のフランキー像|鉄道のある町の風景

高森駅前のフランキー像を、阿蘇の山並みを背に撮影する男性のイラスト

船大工・フランキーの像は、阿蘇(あそ)郡高森町高森1526-5の南阿蘇鉄道・高森駅前で2020年11月21日に除幕されました。船を造り修理する船大工の役割を、地震で被災した南阿蘇鉄道の復旧と重ね合わせており、駅前では駅舎や列車、阿蘇の山並みと一緒に像を見ることができます。

出典:熊本県・銅像設置場所マップ / 熊本県・像と地域の役割 / 熊本県・フランキー像除幕 / 復興プロジェクト・各像の設置場所と物語

南阿蘇鉄道の再開を祝ったAR写真の企画

南阿蘇鉄道の全線運転再開時には、県内10体の像や南阿蘇・高森エリアの観光地で、スマートフォンの画面に風景とキャラクターを重ねて撮影できるARフォトイベントが期間限定で開かれました。湧水トンネル公園や「あそ望の郷くぎの」には大型フォトフレーム型のマーカーが置かれ、鉄道の再開を祝う周遊企画として親しまれました。

出典:公式・南阿蘇鉄道全線再開時のARフォトイベント

所在地南阿蘇鉄道高森駅前の像

5住吉海岸公園(すみよしかいがんこうえん)のジンベエ像|海辺で出会う10体目の仲間

長部田海床路と雲仙を望む海辺に座るジンベエ像と、眺める女性のイラスト

操舵手・ジンベエの像は、宇土(うと)市住吉町3162-1の住吉海岸公園にプロジェクト10体目の像として2022年7月23日に設置されました。地震で市役所庁舎が損壊した宇土市へ復興の舵取りを担う仲間として駆けつけた設定で、12市町の応募の中から有明海や雲仙岳を望む夕景の美しさも踏まえて住吉海岸公園が選ばれています(設置先の発表は同年4月20日)。

酒杯を掲げてどっしりと座るジンベエ像のすぐそばには、1979年に海苔養殖などの漁業者のために造られた「長部田海床路」が延びています。沖へ向かう約1キロの道と24本の電柱が、干潮時には姿を現し、満潮時には海面下へ沈んでいく独特の海辺の風景を形づくっています。

出典:熊本県・ジンベエ像設置先の案内・公式アクセスマップ / 宇土市・うとびよりのジンベエ像と海床路の紹介 / 復興プロジェクト・ジンベエ像の設置先選定 / 公式・酒杯に触れる誕生日企画の案内

所在地海の景色が広がる公園の像

6ミナテラスのサンジ像|給食センターが被災した町の料理人

丸太の星形アーチの中に立つサンジ像と、その前を歩く二人のイラスト

一味の食事を担う料理人・サンジの像は、上益城郡益城町(ましきまち)木山236の益城町交流情報センター「ミナテラス」で2019年12月7日に除幕されました。熊本地震で震度7を2度観測した益城町では町立給食センターも被災したため、地元農産物を使った温かい給食で子どもたちの健康と笑顔を支える物語にサンジが登場しています。2025年3月2日の誕生日企画では、町の小学生と保護者がJALの折り紙飛行機教室で作った紙飛行機に祝いの言葉を書き、像の前のセレモニーで飛ばす催しも開かれました。

出典:復興プロジェクト・像と地域の物語 / サンジ像の除幕 / 2025年サンジ誕生日企画

所在地益城町交流情報センター・ミナテラスに設置された像

7御船町(みふねまち)ふれあい広場のブルック像|音楽家が応援する町

御船町ふれあい広場でギターを弾くブルック像を指さす二人のイラスト

音楽家・ブルックの像は、上益城郡御船町辺田見100の御船町ふれあい広場(通称「恐竜公園」)で2020年11月8日に除幕されました。住宅や音楽大学が被災した御船町で、ブルックが音大生とともに復興応援歌を作り、音楽とユーモアで町の人々を励ます物語が描かれています。町では2026年8月に第5回「御船町ブルック音楽祭」も開かれており、恐竜の遊具が並ぶ広場を散策しながら像を見学できます。

出典:復興プロジェクト・像と地域の物語 / ブルック像の除幕 / 音楽祭などの活動記録

所在地御船町ふれあい広場に設置された像

8大津中央公園のゾロ像|剣道の町に立つ剣士

大津中央公園で刀を掲げるゾロ像を見上げる三人のイラスト

剣士・ゾロの像は、菊池郡大津町大津1156-3の大津中央公園で2022年1月22日に除幕されました。剣道が盛んな大津町では地震で武道場が被災したことから、ゾロが子どもたちと剣の修行を重ねて災害に負けない町づくりを目指す物語が添えられています。2023年1月7日には町内の少年剣道3クラブが像の前で合同寒稽古を行い、一年の鍛錬を誓いました。

出典:復興プロジェクト・像と地域の物語 / ゾロ像の除幕 / 像の前で行われた寒稽古

所在地大津中央公園に設置された像

9萌の里のナミ像|西原村(にしはらむら)の再建を応援する航海士

萌の里の斜面で宝箱に座るナミ像と、歩いてくる女性のイラスト

天候を読みながら航海を支える航海士・ナミの像は、阿蘇(あそ)郡西原村小森2115-3の俵山交流館「萌の里」で2021年7月31日に除幕されました。集落単位で大きな被害を受けた西原村で、故郷のココヤシ村を大切にするナミが村の風車とともに復興の風を送る物語が描かれています。2025年7月の誕生日イベントでは像の周りにフォトスポットが設けられ、無料の風車作りやオレンジジュースの配布も行われました。なお、直売所「萌の里」の営業時間は9時から17時(不定休)のため、買い物や食事もあわせて楽しむ場合は当日の営業状況を確認してください。

出典:復興プロジェクト・像と地域の物語 / ナミ像の除幕 / 2025年ナミ誕生日企画 / 萌の里・施設案内

所在地俵山交流館 萌の里に設置された像

⑩ ロビン像|旧東海大学阿蘇(あそ)キャンパスで震災の記憶を伝える

阿蘇の山並みを背にした花壇のロビン像を眺める二人のイラスト

歴史をひもとく考古学者・ロビンの像は、阿蘇郡南阿蘇村(みなみあそむら)河陽5343-1の旧東海大学阿蘇キャンパス(熊本地震震災ミュージアム「KIOKU」)で2021年10月9日に除幕されました。震災の記憶と教訓を次の世代へ伝える役割を考古学者のロビンに託しており、敷地内では真下に地表断層が通る旧1号館の被災状況やKIOKUの展示を一緒に見学できます。

敷地への入場はKIOKUの開館時間(9時〜17時、最終入場16時30分)に限られます。月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始は休館となり、閉館・休館時は駐車場を含めて敷地内へ立ち入れないため、ロビン像だけを見学する場合も必ず開館日に合わせて訪ねてください。

出典:復興プロジェクト・像と地域の物語 / 旧東海大学阿蘇キャンパス / KIOKUの展示と利用案内

所在地旧東海大学阿蘇キャンパスに設置された像

麦わらの一味の人物と、原作・アニメ・実写

「ONE PIECE」は、海賊王を目指すモンキー・D・ルフィが仲間を集めて海へ出る物語です。ルフィがかぶる麦わら帽子は、幼い頃に憧れた赤髪のシャンクスが故郷のフーシャ村を旅立つ際に「一人前の海賊になって再会しよう」と約束して預けたもので、その10年後に小さなボートで旅立つ場面は原作第1巻やテレビアニメ第4話「ルフィの過去!赤髪のシャンクス登場」で描かれています。

出典:作品公式・第1巻の出発と約束 / 作品公式・テレビアニメ第4話

ルフィ

仲間とともに海を進む船長です。熊本県庁プロムナードの像は、作者の県民栄誉賞受賞を記念して設置されました。

チョッパー

仲間の命を支える船医です。熊本市動植物園の正面入口前に立つ像で出会えます。

ウソップ

狙撃手として仲間を支える人物で、JR阿蘇(あそ)駅前のロータリーに像が立っています。

フランキー

一味の船を造り守る船大工です。震災で鉄道が寸断された南阿蘇鉄道・高森(たかもり)駅前に設置されています。

ゾロ

ルフィとともに航海する剣士で、剣道が盛んな大津町の大津中央公園に像があります。

ナミ

天候を読んで航海を支える航海士です。西原村(にしはらむら)「萌の里」の像には、地域へ復興の風を届ける願いが込められています。

サンジ

一味の食事を担う料理人で、益城町(ましきまち)の交流情報センター「ミナテラス」に像があります。

ロビン

歴史と向き合う考古学者です。南阿蘇村(みなみあそむら)の震災遺構にある像は、震災の記憶を次世代へ伝える役割と重なります。

ブルック

音楽で仲間を励ます音楽家で、御船町(みふねまち)ふれあい広場(恐竜公園)に像が設置されています。

ジンベエ

航海を支える操舵手です。宇土(うと)市の住吉海岸公園(すみよしかいがんこうえん)に10体目の像として加わりました。

連載開始と、熊本復興プロジェクトの歩み

1997年の連載開始と1999年のテレビアニメ放送に続き、2016年の熊本地震以降は故郷・熊本との復興支援プロジェクトが歩みを重ねてきました。2018年の県庁ルフィ像から始まった麦わらの一味の銅像は被災各地へ広がり、2022年7月に全10体がそろっています。

  1. 1997年7月22日週刊少年ジャンプ34号で連載を開始し、ルフィたちの冒険が始まる漫画
  2. 1997年12月24日コミックス第1巻を発売し、ルフィの旅立ちとゾロとの出会いを収録単行本
  3. 1999年10月20日テレビアニメの放送を開始アニメ
  4. 2016年4月熊本地震後に尾田栄一郎(おだえいいちろう)が応援メッセージを送り、県との復興支援が始動復興支援
  5. 2017年被災地域の新成人へルフィたちを描いたメッセージカードを贈呈復興支援
  6. 2018年4月・11月4月15日に尾田栄一郎が県民栄誉賞を受賞し、11月30日に県庁へルフィ像を設置ルフィ像
  7. 2019〜2021年サンジ・ウソップ・チョッパー・ブルック・フランキー・ナミ・ロビンの像を順次設置仲間の像
  8. 2022年1月・7月1月にゾロ像、7月23日にジンベエ像を設置し、麦わらの一味10体が完成10体完成
  9. 2023年8月31日Netflix実写シリーズ第1シーズンの世界配信を開始実写
  10. 2026年3月4日コミックス第114巻の発売に合わせ、全世界累計発行部数6億部突破を発表漫画
  11. 2026年3月10日Netflix実写シリーズ第2シーズンの配信を開始実写
  12. 2026年3月20日〜5月24日熊本県立美術館で復興プロジェクトの10年展を開催復興支援

出典:作品概要 / 第1巻 / アニメ放送開始日 / 熊本県・復興支援の経緯 / 県民栄誉賞とルフィ像 / ジンベエ像の除幕 / 実写第1シーズン配信日 / 6億部突破

銅像の前にもあった、作品と熊本の復興支援

尾田栄一郎(おだえいいちろう)からの応援メッセージを受けた復興支援は2016年4月の地震直後から始まり、被害の大きかった益城町(ましきまち)ではふるさと納税の返礼品やスクールバス「Going ましき号」のラッピングに作品のイラストが活用されました。2017年には被災地の新成人へメッセージカードが贈られ、2018年4月の県民栄誉賞授与と11月のルフィ像除幕へつながっています。またコミックスが第100巻に到達した2021年には、県内全45市町村の施設へ100巻セットが寄贈されました。

出典:熊本県・復興プロジェクトの歩み

2026年の10年展では、像ができる過程も公開

2026年3月20日から5月24日まで熊本県立美術館本館1階で開催された「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト10年展」(入場無料・事前予約制、会期終了)では、各地の銅像の制作過程を示す資料や、原作の名場面と熊本の復興風景を重ねたイメージシアターが公開されました。開幕前の1月31日・2月1日には東京のGinza Sony Parkでプレ展示も開かれ、像を体感する映像展示とあわせて熊本の人形浄瑠璃・清和文楽のミニ公演も行われています。

出典:熊本復興プロジェクト・10年展の開催内容 / 公式・10年展の会期と会場 / 公式・東京のプレ展示と清和文楽

公式イベント・麦わらストア・銅像のミニフィギュア

2026年8月22・23日には幕張メッセで「ONE PIECE DAY’26」が開催され、展示やステージの模様が公式レポートで公開されています。またユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ワンピース・プレミア・サマー2026」は7月30日から11月19日まで、韓国・済州の「大海賊時代」展は2026年7月4日から2027年1月3日まで開催されており、各体験のチケットや利用条件は公式ページで確認できます。

出典:ONE PIECE DAY’26公式レポート / USJ・2026年企画 / 済州展の公式案内

麦わらストアと、熊本の公式事業の商品

作品の公式グッズは全国の「麦わらストア」や公式サイトで案内されており、熊本復興プロジェクトでも県産品や伝統工芸品と組み合わせたコラボ商品が展開されています。2021年7月31日のナミ像除幕から2022年2月28日まではデジタルスタンプラリー「mawaru」第2弾も実施され、各像の訪問でスマートフォン用壁紙がもらえたほか、施設でのちびキャラ記念カード配布や8体以上を巡った500人への記念品抽選も行われました。現在実施中の企画やグッズの取扱状況は、復興プロジェクトの公式ニュースと各店舗の案内で確かめてください。

出典:熊本県・2021年のスタンプラリー特典と記念カード / 熊本復興プロジェクト・2021年7月31日のナミ像完成とmawaru第2弾の案内 / 麦わらストア公式 / 熊本復興プロジェクト・公式ニュース

銅像のミニフィギュア|制作計画と全国販売

麦わらの一味の銅像をかたどった「ワールドコレクタブルフィギュア」は、集英社が制作して収益の一部を熊本県へ寄付する企画として2022年4月に発表されました。当初は熊本県内と福岡県の一部店舗で先行販売されていましたが、2026年7月22日からは第二弾が全国のジャンプショップ、麦わらストア、ジャンプキャラクターズストアでも購入できるようになっています。店舗ごとに在庫状況が異なるため、購入前に各店の案内を確認してください。

出典:熊本県・2022年のお土産とミニフィギュアの発表 / ONE PIECE公式・復興プロジェクトのフィギュア第二弾全国販売

研究所メモ|ビジネスの視点から:10体の像を9市町村に配置する復興事業

熊本の麦わらの一味10体の像は、県内9市町村の駅・公園・交流施設・震災ミュージアムへ広く分散して配置されました。船大工のフランキーを被災した南阿蘇(あそ)鉄道の高森(たかもり)駅前へ、考古学者のロビンを震災遺構の残る旧東海大学阿蘇キャンパスへ置くように、キャラクターの役割と各地域の被災・復興の文脈を結びつけた公式ストーリーが設計されています。

広域の周遊企画を組む際にも、拠点ごとに明確なテーマを持たせて既存の駅や公共施設と組み合わせる手法は応用しやすいポイントです。各像の誕生日イベントや地域限定お土産の開発が継続的な来訪のきっかけを作る一方で、KIOKUのように開館時間のみ敷地へ入れる施設も含まれるため、広域マップでは施設ごとの入場条件をわかりやすく伝える工夫が求められます。

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出典

会期・営業時間・チケットは執筆時点の情報です。お出かけ前に各公式サイトで最新の情報を確認してください。

よくある質問

熊本に麦わらの一味の像があるのはなぜですか?

作者の尾田栄一郎、集英社、熊本県が関わる復興プロジェクトから、麦わらの一味の像が県内9市町村に設置されました。

麦わらの一味の像は何体ありますか?

県内9市町村に10体が設置されています。各像の所在地は復興プロジェクトや公式のアクセスマップで確認できます。

ルフィ像はなぜ県庁にあるのですか?

熊本県出身の尾田栄一郎への県民栄誉賞を記念して設置されました。像の設置日は2018年11月30日です。

10体はいつでも自由に見られますか?

管理施設や公園ごとに公開条件が異なります。休園日、工事、入場範囲など、その時点の施設案内を確認してください。

訪問先を選ぶ目安は?

好きな仲間や設置先の地域から選べます。県内の異なる市町に分かれているため、施設の開放日と交通手段を確かめ、無理のない範囲で訪ねてください。

ロビン像の場所へ入るときは注意が必要ですか?

旧東海大学阿蘇キャンパスは震災遺構に関係する場所です。施設の公開範囲と見学条件を確認してください。

2026年の公式イベントはいつですか?

ONE PIECE DAY’26は8月22・23日に終了しました。USJの2026年企画は7月30日から11月19日までです。

公式グッズはどこで探せますか?

麦わらストアで公式グッズを購入できます。作品公式サイトや熊本復興プロジェクトのサイトにも、商品の販売情報があります。取扱品と在庫は、販売店の案内で確認してください。