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3COINSが​ポケモン30​周年グッズ発売へ​/chocoZAPが​進撃の​巨人と​コラボ開始​【週刊推し活ニュース 2026年9月18日号】

2026年9月11日〜9月17日の1週間から、推し活マーケティング・ファンビジネスのニュースを7本選びました。商品やイベントの発表と、その成果を示す調査は分けて読みます。

📝 全12本の完全版は、noteの「週刊推し活ニュース 2026年9月18日号」で公開しています。本記事はそのハイライト版です。

今週のハイライト

ポケモン30周年の商品を3COINSが発売へ。chocoZAPは『進撃の巨人』を、来館を続ける動機につなげています。ファンが日常のどこで作品と出会い、どう参加するかを考える企画が並びました。

遠征アプリの新機能や、萩市とJR西日本による『銀魂』の観光列車企画も発表されています。調査では、働く人と推し活の関係、映画公開後の『ちいかわ』のファン動向を確認します。最後に、ファンの提案をイベントにしたDAISOの取り組みを取り上げます。

人気IPと日常の売場・運動の場をつなぐコラボ企画

3COINS — ポケモン30周年を暮らしの雑貨へ

3COINSは9月14日、ポケモン30周年記念アイテムの第1弾を10月10日に発売すると案内しました。食器、文具、バッグなど、暮らしの中で使える商品を展開します。発売初日の実店舗では売り場への入場を事前抽選とし、実店舗と公式通販の双方に購入個数制限を設けています。抽選に当たっても商品購入を保証するものではありません。

出典:ポケモン30周年 × 3COINS

研究所メモ: 記念商品を日常の道具にすると、作品との接点は売場の外まで続きます。人気商品ほど、抽選や購入制限を早く、分かりやすく伝える運営が欠かせません。

chocoZAP — 『進撃の巨人』で来館の動機をつくる

RIZAPは9月17日、国内のchocoZAP店舗で『進撃の巨人』とのコラボを始めました。開催は11月23日まで、エントリーは10月10日まで。館内動画やグッズを用意し、来館回数に応じた特典も設定しています。特典には抽選のものがあり、壁紙以外を受け取るには11月23日まで有料会員を続ける条件があります。

出典:『進撃の巨人』×chocoZAPコラボキャンペーン

研究所メモ: 作品を入口に運動を始め、来館を重ねる仕組みです。特典の条件が体験の一部になるため、回数、抽選、会員継続の説明まで設計する必要があります。

遠征アプリと観光列車が広げるファンの体験と旅の楽しみ

&Fanfun — 参戦履歴を振り返る新機能

推し活遠征アプリ『&Fanfun』は9月15日、累計2万ダウンロードと「参戦タイプ診断」の提供を発表しました。参戦履歴や会場数などから自分の活動を振り返り、好きなアーティストのメディア掲載記事をまとめて確認できる機能も追加しています。ダウンロード数はサービス側の発表値で、利用者数や継続率とは別の指標です。

出典:推し活「遠征」サポートアプリ『&Fanfun』、累計2万DLを突破!

研究所メモ: 予定管理の道具を、記録を楽しむ場所へ広げる動きです。参戦履歴を共有する機能では、本人が公開する内容を選べることも大切です。

JR西日本と萩市 — 『銀魂』の観光列車企画

JR西日本と萩市などは9月14日、10月から始まるTVアニメ『銀魂』との企画「銀魂暦」について追加情報を公表しました。観光列車「〇〇のはなし」では限定グッズを先行販売し、乗客に作品・列車・萩を紹介するパンフレットを配布します。車内販売は通常運行日の10月3日から12月20日まで。現金不可、1人1商品5個までの条件があります。

出典:萩市×TVアニメ「銀魂」【銀魂暦】JR西日本「〇〇のはなし」コラボ詳細情報について

研究所メモ: グッズを買うための移動が、列車と地域を知る体験になります。販売区間や決済方法の案内は、遠方から来るファンほど重要です。

推し活と仕事、作品の広がりを調査データから読み解く

パーソルテンプスタッフ — 推し活と働きがいの関係を調査

パーソルテンプスタッフは9月14日、全国の20〜59歳の働く人11,360人に2026年2月に実施した調査を公表しました。推し活をしている人は23.6%。その2,680人のうち61.8%が推し活は働きがいやキャリア形成に役立つと思うと回答し、54.1%が社外活動を歓迎する企業で働きたいと答えました。回答者の意識を示す値であり、推し活の効果を検証した実験ではありません。

出典:「推し活」をする人の約6割が「働きがい・キャリア形成に役立つ」と回答

研究所メモ: 社員の好きなことを尊重できる働き方は、採用や定着を考える材料になります。特定の趣味だけを優遇する結論にはせず、社外活動と仕事を両立しやすい職場として捉えたい結果です。

GEM Standard — 『ちいかわ』映画後のファン動向を分析

GEM Standardは9月11日、月間約3万人を対象とする自社調査で、『ちいかわ』の映画公開前後を分析しました。同社の「推しファン」指標では、公開後に人数がほぼ倍増。若い女性の構成比が高まる一方、女性30代以上も人数では増えています。1人当たりの支出額と、使ってもよいと思う最大額も公開後に上昇したと報告しています。映画の影響だけを切り分けた実験ではありません。

出典:『ちいかわ』映画大ヒットで推しファン倍増 「かわいい」だけでない「奥の深さ」が推し活支出意欲アップ

研究所メモ: 人数、ファン層の構成、支出意欲を別々に見ることで、作品の広がりがより具体的に分かります。「かわいい」の先に何を感じたかという質的な問いも、商品企画には重要です。

ファンのアイデアを親子イベントに変えたダイソーの取り組み

DAISOの輪 — 会員のアイデアを親子イベントへ

大創産業は9月14日、公式ファンコミュニティ「DAISOの輪」のメンバーが発案した初のファン主導イベントを発表しました。10月17日に東京本部で小学1〜4年生の親子10組を招き、「かずカード」での英語遊びやリース作りを行います。コミュニティで学習法を発信する「ダイソー英語部」の提案から生まれ、応募は9月27日までです。

出典:公式ファンコミュニティ「DAISO の輪」、ファンがファンのために考えたイベント初開催

研究所メモ: 企業が決めた催しにファンを呼ぶだけでなく、ファンの使い方や提案を企画に反映した例です。小規模だからこそ、参加者の声を次の活動へどう返すかが大切です。

今週の所感

今週の施策には、作品を日常の売場、ジム、旅、アプリへ広げる共通点がありました。接点を増やすだけでなく、購入や参加の条件を分かりやすく伝えることが、ファンの体験を支えます。

調査結果は、それぞれ対象と指標を確かめて読む必要があります。ファンの人数や支出だけでなく、本人が何を楽しみ、どんな提案をしたいのかを聞く。DAISOの取り組みは、その声を形にする一つの方法を示しています。


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