推し活EXPOへ初出展。研究を「会える場所」にする
推し活未来研究所を運営するKAZAORIは、2026年夏の推し活EXPOへ初めてブースを出しました。普段は音声や記事で推し活を分析していますが、展示会では企業、クリエイター、ファンと同じ場所で話せます。
出展の目的は、サービスを一方的に説明することだけではありません。どんな人が、どんな言葉で困りごとを話すのかを直接知ることです。オンラインで立てた仮説を、現場の会話で確かめる機会になりました。
- 01仮説を持って行く伝えたい価値を絞る
- 02会話を聞く質問と迷いを記録
- 03反応を比べる伝わる言葉を探す
- 04発信へ戻す記事・サービスを改善
- 05次の現場で試す学びを循環させる
名刺の枚数だけでなく、何を学び、次に何を直すかまでを成果にします。
会場では、短い時間に多くの人が通ります。詳しい説明より先に、「だれの、何を助けるのか」が伝わる必要があります。
現場で何度も聞かれた質問は、サイトや営業資料に足りない情報です。終わったあとに戻すことで、出展費は学びへ変わります。
小さなブースほど、「一つだけ伝える」が強い
展示会では、ロゴ、動画、パネル、配布物、デモなど、見せたいものが増えます。しかし通路から見える時間は数秒です。情報を詰め込むと、何の会社か分からないまま通り過ぎられます。
そこで、推し活の研究と事業をつなぐ一つの問いを中心に置き、会話が始まってから詳しい資料を見せる形にします。ブースは説明書ではなく、話しかける理由を作る入口と考えると、必要な情報を絞れます。
番組を知る人が来てくれた。発信は、会う前の信頼を作る
会場では、Podcastや記事を見てブースを訪れた人との出会いがありました。初対面でも、相手は研究所が何を大切にしているかを知っています。短い商談の前に、何本もの発信が自己紹介をしてくれていたのです。
すぐに売上へならない発信も、検索や共有を通じて残り、必要になった日に見つけてもらえます。オンラインの積み重ねが、オフラインで会話を始める共通の土台になると実感できました。
展示会前と展示会後の発信
テーマや考え方を公開し、会いに行く理由を作る。
会場で得た質問へ答え、次の相談や記事へつなぐ。
数字は「多かった」で終わらせず、次の判断に使う
展示会では、来場者数、立ち止まった人、会話した人、資料を受け取った人、後日連絡へ進んだ人を分けて記録します。名刺の合計だけでは、どの言葉や展示が役立ったか分かりません。
数字を細かくする目的は、成功を大きく見せることではありません。時間帯、相手の業種、質問の種類を残すと、次回の人員や説明を変えられます。現場の数字は、反省ではなく次の設計図です。
表に立つ時間を支えた、準備とチームの仕事
出展には、企画、デザイン、印刷、機材、搬入、当日の交代、撤収、連絡まで多くの仕事があります。直前にすべてを抱えると、会場で来場者の話を聞く余裕がなくなります。
だれが説明し、だれが記録し、休憩をどう取るか。よく聞かれる質問をチームで共有する。来場者に向き合う余白は、当日ではなく準備の段階で作るものです。
まとめ:初出展で見えた、研究所の次の役割
- 会話を集める商品説明より、現場で使われる悩みの言葉を聞く。
- 発信をつなぐ会う前の信頼と、会った後の関係を記事や音声で支える。
- 学びを残す数字と質問を記録し、次のサービスや出展へ戻す。
展示会は、完成した会社を見せる場所だけではありません。知らなかった課題を教えてもらい、自分たちの言葉を直し、次の研究を始める場所です。初出展で得た会話を、これからの記事やサービスへ返していきます。

